転勤族だった父について幼い頃から転校の繰り返しだった私。

北は蝦夷地から南は饉飩の国まで、本当に様々な土地を渡り歩きました。

そのせいもあってか、幼馴染みと言える存在の友は、たった一人しかいないのです。

その友も転勤族の父親を持つ身でしたので、子供の頃に一緒に学校へ通ったのは一年生の時だけでした。

それなのに何故かウマが合い、近年はふと思い出した頃に連絡をする位であっても、40年以上の付き合いが続いています。

で、その彼が練馬に住んでいて私が住まう和光とは程近いという事もあり、今日我が家に遊びに来ました。

14時に和光市駅に着くという事なので、駅まで迎えに行って我が家まで案内。

幼い頃、互いにあれこれ悪戯をしていた身ですから、親父、お袋にしてもよくよく知っている間柄でして、妹も交えて本当に話が弾みました。

お互いに50の大台に乗り、彼も苦労人として頑張っていますが、そんな事は微塵も見せない彼の大きさは、私も見倣わなければならないものです。

酒宴から夕食へと続く間、調子に乗りすぎて、また自宅という安心感もあってか、つい飲み過ぎてしまい、その点は反省しなければなりませんでしたが、それにしても楽しい一時を過ごす事が出来、訪ねて来てくれた友と我が家の家族に感謝をしてしまった私でありました。