マグロ船式マネジメントの３つのポイント。

本日の1冊は、ベストセラー「会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ」の著者である、
齊藤正明さんの新刊「マグロ船仕事術」



半年も書評をしていなかった僕に本を届けて下さる、
優しいお方です（笑）

では、

>> もくてき
「マグロ船仕事術」を読んだ後に、どうなっていたら最高ですか？


マグロ船流マネジメント方法（リーダーシップ・コミュニケーション）を学び、
ビジネスに生かす。


>> 気になるコトバ（トリガーワード）
マグロ船のリーダーシップ／相手に関心／マンボウのように聴け／船長は後ろ向き／晴れと雨／物語で伝える／うのみにしない／ケーキでマグロ／迷った時はサイコロ／マグロも金魚に／手を抜く／努力は報われない／コミュニケーション／

>> しつもん

01. 手を抜けの意味とは？
02. 「努力は報われない」考え方とは？
０３. ケーキでマグロが釣れないわけとは？
04. 物語で伝えるゴリヤクは？
０５. なぜ晴れの日も雨の日も必要なのか？
０６. 前向きな船長はイラナイ？



０1.積極的に手を抜きなさい

「仕事」ときくと、なんだか完璧にこなさないといけないのでは？
という心理が働きます。
「失敗から学ぶ」という理念の会社もあるとは思いますが、
現状そうなっていない会社も多いはず。

著者が言う「手を抜け」とは「心に余裕を持とう」という意味。

自分ではどうしようもない事に対し気をもむのを辞めて、
できることをやろうということですねー。

こと自分においても、なんだか「いま」に向き合わず、
過去や未来のことで悩む事も事実。
心理学を学んでいてもこれなのはいかがなものか。。


０２.教えるのではなく、物語で伝えなさい

仕事において、教えてもらう経験をしたことのない人は少ないはず。
その中でも「教える」というよりは、「叱られる」方に捉えている人も少なくないのでは。

では、「叱りつける」なかで、
「なぜダメなのか」を教えてくれる上司は
どれくらいいるだろう。

頭ごなしに叱りつけても人は動かせない。
いや、たとえ物語で伝えても人は動かせないのだけれども、
想いを共有することはできますよねー。うん。


03.努力は報われない

「え、努力は報われない・・・」

日本で生まれ、日本で育ってきた僕からしてみれば衝撃のフレーズです。
たしかに、「エスカレータに乗っているくらいにリラックスした状態が上手く行くコツ」と
どなたかが書かれていましたが、
努力が報われないなんて・・・。


ここでは「努力は報われない」の前に中略が入るんですね。
正確には

「（見返りを期待した）努力は報われない」

確かに、僕らはついつい
「これやるんだから、あとでご飯おごってね！」だとか、

「前にこれ手伝ったじゃん！」などという
見返りを期待している節があります。


宇宙の法則　「与えると返ってくる」　とはいいますが、
見返りを求めるのは厳禁ということですね。

マグロ船においても、餌に対して釣り上げられるマグロは、１％だといいます（汗）

失敗やうまくいかないことが当たり前 な感情を持って
チャレンジすることが大切ですね。

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