前田敦子“神映画”「雨に唄えば」をレコメン!「ジーン・ケリーになって歌いながら帰って」
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[映画.com ニュース] 女優の前田敦子が4月21日、都内の劇場で行われた雑誌「Switch」と連動した映画祭「Switch MovieFes.」に出席。映画好きとして知られる前田は、自身にとっての“神映画”と公言する、ミュージカル映画の傑作「雨に唄えば」を映画祭のオープニングにピックアップし、「今日は雨が降っているので、皆さんジーン・ケリーになって歌いながら帰って」とほほ笑んだ。

同誌5月号の表紙を飾る前田は、「代々木公園でシャネルのオートクチュールを着て撮影した。カメラマンさんとの会話がすごく楽しくて、これ(表紙)は自転車でコケちゃった時のシチュエーション」とご満悦。誌面には、前田が最近4カ月で観賞した映画リスト120本も掲載されており、「最初は何を見ていいか分からなかったけど、『AKB48』卒業後に色々な方と出会いがあり、たくさん紹介してもらった。毎日のようにDVDを買い漁っている自分もすごく楽しかった」とニッコリ。名画座にも足しげく通っているそうで、「新橋の高架下の名画座(新橋文化劇場)に一人で『ゴッドファーザー』を見に行ったら、周りでおじいちゃんがビール飲みながら見てたりして、『お、新境地!』と思った」と映画館めぐりも楽しんでいるようだ。

最近衝撃を受けた映画は「アメリカン・ビューティー」だそうで、「現実に見えない世界だけど、主人公のお父さんに感情移入してしまった。久しぶりにビックリした映画!」と興奮気味。主演最新作の「クロユリ団地」でも新たな顔を見せているが、「中田秀夫監督がホラー中のホラーの方なので、ついていって全部身を委ねた感じ。挑戦する機会があれば何でも挑戦したい。まだ若いので(笑)、爽やかな青春作品にも参加してみたい」と夢は広がるばかりだった。