ブログネタ：悩みを聞いてほしい有名人
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私は、蘇軾（蘇東坡）の理論（哲学・美学）を研究対象のひとつにしています。
蘇軾は、詩・詞・文・書・画等造詣が深く、まさに万能の人でした。
素晴らしい作品、重要な作品を挙げていたらきりがないでしょう。
その数多くの中でも、「前赤壁賦」も素晴らしい作品です。
所謂、「三国志」で有名な「赤壁の戦い」での詩も引用されているのですが、実は、蘇軾が詠んだ「赤壁」とは、あの映画（金城武さん大好き！）「レッドクリフ」の場所とは別の場所です。それは蘇軾も知っていました。
「前赤壁賦」は、人生のひと時を悠久の自然の流れので楽しむ姿を描いていると言えます。
なのに、私は、これを詠むと、少し切ないような気持ちにもなるんですよね。日常は容赦ない、と。
しかし、やはりまた一方で、人生を考える上で、視野が大きくなるのも確かです。
蘇軾のような人がいたら、悩みだけでなく、人生、生きることそのものを聞きたいと思うでしょう。
苏轼（１０３７—１１０１），字子瞻，号东坡居士。眉州眉山人（现在四川省眉山县）人。宋仁宗嘉祐进士。因政见和王安石、司马光不合被新旧两党排挤，一再被贬，甚至入狱。这种政治遭遇和长期在许多地方（杭州、密州、徐州、湖州、惠州等地）做地方官的经历，使他对社会和人民生活加深了了解。他是唐宋八大家之一，他的词改变了五代以来婉约柔靡的风格，开创了豪放一派的词风。他的词也有很高的成就。他的作品现存有《东坡全集》、《东坡乐府》《东坡志林》等。此外，苏轼还是著名的书画家，擅长行、楷书，与蔡襄、黄庭坚、米芾并称“宋四家”；能画竹，也喜作枯木怪石。
《赤壁赋》：从整篇文章来看，读者仿佛被笼罩月光水色之中，在聆听一位哲人阐述人生的道理。文章中的人物只有苏子、客；物有舟、酒、箫，背景则是浩渺的江水，明亮的月光，把我国古代文人能够抒怀吟哦的一切道具、环境都摆了出来。文章中的“客”应该是一个伤心之客，开篇的时候便在急行的小舟之上狂歌，更何况是到了一个仙境般的氛围之中呢。面对的是自己的友人和皎洁的月光、清亮的江水，此时此刻，就不需要掩饰心中的不快和对人生的感慨了。于是客便以箫和歌，奏起了心曲，这是非常自然而然的。此文作于苏轼被贬期间，是作者排遣内心苦闷的作品，反映了作者消极的一面，但是从文章中又可以看到他豁达的一面，实数难得。文章把叙事、抒情、写景、说理非常自然的加以结合，语言洗练生动，独具特色。
http://xy.eywedu.com/100/bn058.htm
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