お母さん怖いよ、と
しがみつく娘の頭を撫でながら

「大丈夫よ、大丈夫
あんなのちっともこわくないの」と
言い聞かせる

こうして私は彼女のために
一つずつ怖いものを失って
少しずつ強くなる

だけどそれとは反対に
気づいていくのだ 彼女は
少しずつ少しずつ

安心しきって抱かれていたその腕が
ただの弱い女のものだったと言うことに

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先日、保育園の保護者会で紹介された詩です。

小野省子さん という方の詞だそうです

母は強し!

なんて皆が皆、最初から強い訳じゃ無いですよね