上質な革って本当にさわり心地がいいですよね♪


でも、



《上質な革》って??



皮革製品は巷にあふれていますが、一口に《革》って言っても、すごくチープなものから思わず息を呑んでしまうくらいお高いものまで幅が広いですが、みなさま、その



《品質の差》



ってご存知ですか?



ワタシは正直、人様に説明して差し上げるほど皮に詳しいわけでは全然ないので今日は



グリーンポイント株式会社 さま



にお邪魔して、《革製品》について少し教えてもらっちゃいました♪



今日ご紹介いただいたのは、


みなさまご存知俳優のリチャード・ギア氏はこちらの商品を、ひとつの作品が完成するたび、そのタイトルを刻印した手漉き紙のノートを発注し記念品として映画の製作関係者に贈るためにごひいきにしていらっしゃるそうです。


そのブランドは、



Officina Libris(オフィシナ・リブリス)


minamannmaのブログ

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↑すべてハンドメイドです!!



イタリアのセレクトショップGubbio(グッビオ) で販売されているこの




《Officina Libris》はルネッサンス時代からの伝統を受け継ぐイタリア中部の職人町グッビオの革職人達が、ジョゼッペ親方を中心に約30年前に興した工房です。


とても小さな工房らしいのですが、実はイタリアではこういう小さくてすばらしい工房がたくさんあるそうなんです。


というのも、イタリア人は《個性》を尊重するので、「人と同じものは作りたくない!」という観念から大量生産するよりも、自分の個性を発揮できる唯一無二の商品を作ることに誇りを感じているということです。



ただし、それらの工房は日本ではほとんど紹介されることはないのです。



そこで、こちらのGreen Pointの社長、中村さんは



「もっとすばらしいイタリアの商品を紹介したい!」



とこちらの会社を興したと言うわけだそうです。(社長、熱いです!)




で、最初に《品質の差》について書きましたが、大量に売られている安価な皮革製品は工場メイドであることはもちろん、加工方法も全然違うのです。


皮革製品を扱う上で必要な作業《なめし》ですが、多くの大量生産品は《化学薬品》で処理されることが多く、主にクロム系溶剤を用い処理されるらしいのですが、


・伸縮性がよい

・柔軟でソフト感がある

・水をはじきやすい

・耐久性がある

・比較的熱に強い


などの利点ももちろんあるのですが使用される溶剤の六価クロムがアトピー等の免疫の低下した人が使うとクロムに反応して皮膚のあれを起こすこともあるそうです。


その点でこちらの製品は天然素材を使いなめしを行っています。


・型崩れしにくく丈夫

・染料の吸収がよい

・吸湿性が高い


などの特徴があり、工程も30以上ありとても忍耐強く作られているのでコストがかかる。


しかし、使い込むほどに味の出るとされる革製品はやはりこの天然の溶剤を使用して丹念に作られたものでしか味わえない。長く楽しむことのできる一品だと言えると思います。




近年オーガニックやロハスなどのライフスタイルが支持されていますが、まさにそういったライフスタイルを好まれる方には使っていただきたい製品です。もちろんそういうライフスタイルに興味のない方にも!




ちょっと説明っぽく長くなっちゃったので、うんちくはここまでにします^^;


次は実際に見てきた製品の感想や写真なんかをUPしていきますね♪



つづく~^^





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