NEC,4社の機種で実験へ!
 通信規格統一し、利用確認円滑へ


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 日本の規格を国際基準にするには、プラグインではなく一歩先行く、プラグアウトすなわち駐車しただけで満タンになるシステムが必要だ。
 プラグインはプラグアウト充電ができるまでの繋ぎに過ぎない。
 日本の技術は世界一の技術、世界の標準化を目指して一歩先を行って欲しいものだ!
 実験にはNEC系の高砂製作所(川崎市)、日産自動車、NTTファシリティズ、アルバックの4社が充電器を提供する。4種類の充電器を横浜市と川崎市の計4拠点に設置。3月中旬までの期間に延べ300人前後に利用してもらい、技術の改良点を洗い出す。
 充電器や制御システムの間で通信するデータの量や内容、通信タイミングなどを最適化し、規格にまとめた。ネットワーク経由でⅠT(情報技術)インフラを提供するクラウドコンピューティングの仕組みを応用。クラウド上に集めた課金情報や拠点の空き情報を、機器やシステムの違いを意識せずに、一括して遠隔管理できずに、一括して遠隔管理できるようにした。
 実験には日本ユニシスそれぞれの充電器制御システムを相互乗り入れ式に連携させる認証の仕組みを構築し、一体運用を試す。
 さらにクラウド上のデータを使い、利用可能な充電拠点の場所をパソコンや携帯電話、日産のEV「リーフ」の搭載するカーナビケーションシステムで一覧できるサービスも実験する。
 今回の技術は、NECがNTTドコモなどと取り組んでいるスマートグリッド(次世代送電網)向けIT基盤の実用化事業の一環で開発した。
 EV向け急速充電器は実験に参加する4社のほか、富士電機ホールディングスや東京電力系高岳製作所など多くのメーカーが製品を用意。制御システムも複数社が提供している。
 ただ、これまではそれぞれの機器やシステムが独自の通信規格を採用しており、威厳管理が難しかった。

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