悲しいサービスの中身
なんて情けない?もうコンソメスープ飲めないのか?落ちて
しまったもんだ!ヘッドホンも申告しないと貸してくれないと
は・・・情けないな!日本航空(JAL)がつぶれたのも同じ
のような状態になったからこそANAは頑張ってサービスを続
けてほしかった。株主優待はどうなってしまうのだろう!?
それが一番気になる。
全日空の国内線はこれまで、全ての座席のシートポケット
にヘッドホンを入れていた。だが、1日から普通席では申し出
があった乗客だけヘッドホンを貸す事にした。国際線と国内線
プレミアムクラスは従来通りという。
同社は「ご自身でお持込みの3.5㍉のステレオミニ端子イヤ
ホンやヘッドホンでもお楽しみいただけます」と、私物の持参
をホームページで呼び掛けている。
これに対し、ネット上の全日空愛好家サイトでは「希望すれ
ば貰えるのだけど、なんか嫌・・・。運賃が安くなる訳ではな
いのに、サービスが削られていく」といった声が上がっている
。
この施策によるコスト削減額について同社は「算出していな
い」と」いうが、ある航空ジャーナリストは「日航のヘッドホ
ンは機内でしか使えない聴診器のような形状だが、全日空は汎
用性がある。本来持ち帰り禁止の微品であるヘッドホンを拝借
する乗客もいるので、コストがかかるのではないか」と推定す
る。実際、ネットオークションでは時折、全日空ヘッドホンが
1個300円前後で取引されている。
それ以上にわびしさを感じさせるのが飲料のサービスだ。無
料提供は日本茶か水のみ。5月末までは一部飲料も無料もしく
は割引価格で提供するが、6月以降はスターバックスのコーヒ
ーが200円、千疋屋総本店のみかんジュースは500円、ザ・プ
プラミアムカルピスが300円など、機内という密閉空間ならで
はのお値段での提供が始まる。
同社広報室は「顧客満足度調査などをした結果、必ずしも必
要でないサービスに転換する必要が生じた」と話している。
一方、日航はヘッドホンと飲料の提供について「変えずに提
供する」(広報部)。そのうえで「お子サマ向に新たなサービス
を始めた」(関係者)という。
同社が31から始めたのは「CAからの贈り物絵本」と言う企
画。通常、日航国内線には3種類の絵本が約10冊搭載されてい
るが、「会社がこう言う状態なのでCAから『子供が大きくなっ
て読まなくなった自宅の絵本を持ち寄ってみては?』という提案
があった。3月上旬に呼びかけた所、10日間で500冊が集まった
。この結果、1機に付き3~5冊の絵本を追加で乗せられる。評判
が良ければ、国際線での展開も検討する」(同)と言う。
日航の“努力”は評価できるが、いずれにしても世地辛い話で
はある。