回収場所、ネットで告知
電池工業会、11社と連携
電池工業会(東京・港)はボタン電池の回収率向上に業界
を挙げて取り組む。18日に消費者に「ボタン電池回収缶」を
設置した小売店などを告知するウェブサイトを立ち上げる。
工業会は四月に全国の約五千店舗に回収缶を設置していた。
一部の電池に含まれる有害物質、水銀の回収徹底を目指す。
従来は電池メーカーが個別に回収活動を手掛けていたが、業
界団体を通じて足並みをそろえた。11社の参加で「ボタン電池
回収推進センター」を四月に立ち上げた。ボタン電池は年間で
約一億個が廃棄されるが、回収出来ているのは数%に留まると
いう。水銀のほか鉄やステンレスなど他の電池素材についてもリサイクルを進める。
活動に参加しているのはFDK、三洋電機、シック・ジャパン、(東京・品川)、セイコーインスツル、ソニー、東芝電池、パナソニック、日立マクセル、ファルタ・マイクロバッテリー(東京・中央)、富士フイルム、三菱電機ライフネットワークの11社。
ボタン電池の捨て方についてはあいまいになっており普通の電池と一緒に出してはいけないことは何となくわかっていても出してしまったり大手電機店に次いでに持っていったりケースバイケースで勝手に取り扱ってきた。環境への意識の高まりに乗り牛乳パックのように回収率が上がってくればいいことだと思う。