先日の豪雨で被災された皆様に お見舞い申し上げます


この災害で 色々な事が報道されました また 取り上げられた問題が色々とありましたね


屋根の上で 愛犬と一緒に救助を待つ夫婦 そして 愛犬を「ご家族ですね」と尋ね 確認を取り一緒に救助した 自衛隊員のニュース


これに関して 賛否の声も上がっていたようです


「災害時 人命が優先だろ」「人だけ救助していれば 他にも救助する余裕が在ったのでは・・」など

また 夫婦と共に愛犬を救助した 自衛官の対応に対し 賞賛の声・・・


この賛否に 私は・・・・・・う・・ん ちょっと違うなと感じてしまいます


そもそも 東北震災の教訓から 2013年8月に 環境省から 災害時 ペットは飼い主と一緒に避難させることを原則とし 地方自治体に整備やルールを促す「災害時におけるペット救護対策ガイドライン(指針)」を作成し 配布しました (日本経済新聞web



従って 自衛官にも このガイドラインや 同伴避難に付いては 伝えられている筈です

ペット同伴避難者の救護は必然 普通の行動だとおもいます


要救護者の方に 「ご家族ですか」と確認する事は 同伴避難対象の確認事項です


逆に言えば 飼い主不在のペットは 人命救助優先の為 後回しにされる事が在ります


私は 自衛官のとった行動は 適切で 素直に「有難う」と言いたいです 

そして その行為を非難した人には このガイドラインすら知らない 無知で軽率な発言と感じます


話が少しズレます


このガイドラインが配信された時も 非飼育者の方からは色々な 避難がありました


災害時 緊急時に 避難所にペット同伴避難なんて ありえない・・・

ただでさえ 人と人のトラブルが発生しやすい環境に 更にトラブルの原因を持ち込む事は言語道断だ・・・とか


私も愛犬家です 酷い事を言うなと思いましたが 確かに 非飼育者の方にとっては 迷惑と感じられる事もあると思います


愛犬家の方々と 非飼育者の方々との 意識の差は 秤仕切れないほどあるのです


実際犬が嫌い 苦手な人にとっては 近づく犬は 「外敵」 以外の何者でもありませんから


先日 事件がありましたね 紀州犬射殺事件 


これも 愛犬家の皆様は 何故13発も 元々射殺する事は無かったのでは 


そもそも 犬が・・と言う通報に対し 犬を扱える警察官が ・・とか言う発言もありました


確かに警察犬が居るわけですから 警察には犬のことを扱える人がと思いがちですが 警察犬は警察から委託された外部機関で活動されているもので 警察自体ではありません


一般の警察官といえど 警察官でありドッグトレーナーや飼育管理士ではないので 対人対応は十分に訓練されているでしょうが 犬にはどうか・・・判りません


この問題に対しても 警察官の対応を非難される方もみえるようですが 私は 非難できないと思います


全ての責任は やはり 飼い主です


アメリカや 欧州では 徘徊している犬 飼い主不在の犬は 野良犬として駆除(銃殺もあり)される事は 大いにあります


こんな記事もあります 「動物愛護先進国、アメリカの事情 多くの自治体で、条例で警察官が野良猫犬を射殺駆除することを認めています


その為にも 飼育環境や飼育法を厳しく指導されています 中には飼育法の講習を受けないと 飼育が出来ないとこもあります


更に 安易に 愛玩動物 としての販売を禁止し 正規ブリーダー 若しくは 専用の施設(保護施設やシェルター)からの 譲り受けが主で 引取りのさいには飼育環境や飼育法をきちんと 伝えられています


こんな記事もあります「動物福祉」最優先の米独英 犬との暮らしをより良いものに 具体的で細かいルールと罰則 」 

また ドイツでは 色々な取り組みがされています「ドイツ犬事情


お時間のあるときに 一読されると 参考に成ると思います


話を 災害時の話に戻します


私は このガイドラインが発せられた年から 呼びかけを始めました ブログやfacebookでも 何回も記事にして来ましたが ・・・・反応は乏し と言うのが感想でした 


このガイドラインは 「災害時には愛犬と同伴避難が出来ます」・・と言う 指針ではありません 

災害時愛犬と同伴避難が出来るように 自治体も 飼い主も 「平常時から準備」をして下さい と言う指針です


愛犬と同伴避難する為の平常時の準備とは


① お住まいの自治体の対応の確認 入れる避難所の確保

② 亜衣犬用の非難用具(避難所には愛犬用の避難用品、フードはありません)

③ 分離避難が出るように クレート訓練 (体育館など室内の同室避難が出来ない所が多い)

④ 他の犬 他の人と共存生活 愛犬の社会化 犬なれ 人馴れ

⑤ 愛犬のコントロール 生活に必要なしつけ

⑥ 自助法方 自治体以外に同伴避難が可能な避難場所又は施設 親戚や知人宅 愛犬を預けられる親戚や施設など場所を確保する

⑦ 若し 逸れてしまった時を想定して 愛犬に名札の常時着用 

災害は何時起きるかわかりません 不在の時もあります 家の倒壊もあります 愛犬が驚いて逃げ出す事もあります 平常時だから大丈夫ではなく 何時も名札を付けておく必要があります


まだまだ ありますが 最小限これらの 準備が必要です


活動をはじめ3年目でやっと 新聞やラジオの愛知版 NHK名古屋放送局で取り上げて頂きました  それでも まだまだ 皆さんに届いていません


今回の 豪雨災害は教訓にです 災害は地震だけではありません 皆さんも 平常時の準備をもう一度考えてみて下さい


愛犬の為に・・


・・・・・しかし このブログを閲覧いただける方 Facebookのお友達は 既に考えられていると思いますが 


愛犬家の皆様と 何らかの交流や関わりを持たない方が 実際には 非常に多いのが現実なのです


私が運営する フィールド施設に 来園頂く方は 所在地一宮市の ワンちゃん登録数の1割にも満たしません

勿論 他の施設やペットショップ ドッグトレーナー 獣医さんから情報を得ている方も多いでしょう

それでも 全体の3割程度と推測できます


飼育法 飼育環境 愛犬の社会化 しつけ・・などを 安易に考えて見える方が 非常に多いのが現実


相変わらず 迷い犬(名札を付けていません)と言う記事 先日のように犬が噛み付いたと言う事件 飼育放棄が減らない原因だと思います 

結果 残念ですが 殺処分0に成るのは遠い話だということです 寂しく悲しい事です


先に 例を出しましたが 愛犬先進国の米独英のように 行政や自治体 民間を含めた活動が必要ですね 日本は 経済的には先進国ですが こと 愛犬飼育に関しては途上国ですね 残念ですが現実です


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