今日、現場にて問題発覚。
明日までに終わらせなければならない工程に
手落ちがあって、施工する業者の手配をしていないことが見つかりました。
業者の手配というのは基本、監督する工務店の仕事なんですが
住建築ＬＡＢＯの場合、設計監理を行なうついでに分離発注の業者の手配をしているので
今回の工事現場でも職人さんがそう勘違い。
でも、今回は設計監理のみの仕事なので業者の手配は基本的になく
誰も手配していない状態になっていて前日に発覚。
で、今日の明日で工事できるところは少なく
又、検査も受けなければならない工事らしく
せっかく見つかった施工店に工務店が断られてしまったそうです。
そこでなぜか私にそんな面倒話が降りかかってくる訳です。
ま、仕方ないので交渉開始。
まずは施工店に電話。
駅のホームで話していたのもあって
良く聞こえないから大きい声になってしまいましたが。
でも私の交渉は「やる」を前提に交渉しています。
「出来ません」 「ああ、そうですか」では子供のお使い。
（実際の作業は小一時間程度のもの）
なので、なぜ出来ないのか、どうすれば出来るのか、
無理なものを可能にするのはどうすればいいのか・・・
嵐のような質問に「ちょっと即答できないので」といったん話を切られる。
でも
「こうだから出来ない」には「ではこうします」
「こうしなければならなかったんです」には「それでは元に戻します」
「これが必要で」には「こちらで用意します」
「事前の打ち合わせが」には「近所だし今から現場にいってください」
などなど・・・
問題点を次々に解消していくと物理的な問題は解消されて
結局は先方の努力のみになっていく。
そこからは「何とかお願いします」の一点突破。
ついには電話から数十分後には現場に来てもらって
打ち合わせ完了。
私は現場にいないのに、クライアントがたまたま居合わせて
日程調整までして頂く。
で、クライアントから電話。
「ま、何とかなりました。一応、絡みの段取りは終わりましたので」と
話を聞く。そのときに
「なんか業者さんがやたら古川さんに脅えてるよ？笑」と言われました。
すいません、キツかったですね。
でもこっちも仕事なんで。
荒っぽい表現になるけど
他人の都合というのを考慮していたら目的を達せられない時もある。
どうしても達成したい目標なら「達成を前提」にしないといけないと思う。
プロセスからゴールではなく、ゴールからプロセスだ。
自分の中でのゴールは決まっている。
達成がゴール。
そのために何をするか、どんな方法で、誰の力が必要で、誰に協力してもらうのか
そのすべてを投入してプロセスする。
その表現がきつかったり、他人に無理をさせてしまうこともある。
ただし、設計屋なんてものはそもそも色んな人に無理をさせている。
周りの職人さんたちは普段からやってくれているのだ。
だから普段から作業してくれている職人さんたちには感謝しなければならない。
出来るだけ無理ないように考えるべきだ。
しかし、そうはいっても自分の責任で、無理をしてもらわなければならない時もある。
この時のエネルギーは「普段の感謝のエネルギー」でもある。
逆のような感じもするけど
ちゃんと普段から感謝して、努力してないとイザという時に言うに言えないのだ。
だから、脅えさせてしまった人には悪いけど
普段は感謝してるんだよ、と自分で自分を許したくなった。
※住建築ＬＡＢＯではメールでの無料相談を行なっております。
漠然としたご質問から、具体的なお話まで出来る限りお答えします。
※また、リフォーム費用に関して不安に思われる方が多いので
工事費の目安になるような見積書をお送りしています。
------------------------------------------
メール
------------------------------------------
リノベーション リフォーム マンション 中古 アルバイト パート フレックス 子持ち 主婦 意匠系 アトリエ系 西武池袋線 練馬高野台 デザイナーズマンション 練馬 オーダー 家賃収入 ワンルーム 投資 設計事務所 建築家 高齢者 賃貸経営 格安 借地権 競売物件 無垢 グレーチングバルコニー 野鳥 珪藻土 漆喰 自然素材 住宅 LOHAS