自律型ロボット設計/バトルシミュレーションゲームとして,確固とした地位を確立している,アートディンクの「カルネージハート」シリーズ。そのオンライン版ともいえる,ハンゲームの「」(以下,ブラウザCH)が,2011年6月30日にクローズドβテストを終え,本日8月11日からオープンβテストに突入した。また正式サービスは,8月18の予定となっている。  では,その合間を縫ってブラウザCHの運営を手がけるNHN Japanにインタビューを行った,Lineage2 RMT。  さて,今回のインタビューは,以下に挙げる3つの切り口で,このブラウザCHというタイトルに迫ってみた。 (1)なぜハンゲームでカルネージハートなのか (2)本当にカルネージハートなのか (3)ブラウザ版はどんなカルネージハートになるのか  CBTに参加できなかった人にとっては,ゲームのディテールが気になるだろうが,それ以上に「ハンゲームで,それもブラウザでカルネージハートってどうなの?」という“そもそも”の部分に関心を持っている人も多いと思う。  「なぜ,こんなニッチなタイトルを?」「人は集まるのか?」「これってカルネージハートのカジュアルゲームなの?」といった点は,ゲームシステムそのものがすでに確立されてしまっているカルネージハートにとって,とても重要になってくるポイントだ。 ブラウザCHのメイン画面。右下の女性キャラクターは,arado rmt,成長要素や着せ替え要素を持ち,OKEの能力さえも左右する,過去のシリーズ作品にはないシステム「Pドロイド」だ  というわけで,CBT時点で判明しているゲームのディテールはインタビュー内のトピックに織り交ぜつつ,ブラウザCHとは一体何者なのかを中心に話を聞いてみた。  インタビューに応じてくれたのは,本作のプロデューサーである,NHN Japanコンテンツ営業企画事業部の及川信正氏だ。 (1)なぜハンゲームでカルネージハートなのか? 「オンライン版カルネージハートの登場は必然」 「メインターゲットは既存のファン」 :  本日はよろしくお願いします。まずは簡単に及川さんの経歴を教えてください。カルネージハートを担当されるということは,なんとなくですが,どちらかというと開発畑の出身とか? NHN Japan コンテンツ営業企画事業部 及川信正氏 及川氏:  そうですね。ゲーム業界には20年ぐらいいて,最初は某シューティングゲームのグラフィックスのドット打ちとかをやってたんですよ
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