JJです。


「拡張型心筋症」の新しい治療法について、職場の同期から新聞記事をもらい、昨夜、読んでみました。


患者自身の細胞を培養して造ったシートを心臓に貼り付けるという治療方法自体は、ネットニュースで、知っていましたが、実際に治療されているというのは、初耳でした。


我々患者としては、うれしいニュースです。


しかしながら、患者の細胞を培養してシートに育てるのに時間がかかるのか?

それとも技術的に困難があるのか?(欧米では、シート貼付後、悪性の不整脈が併発することも報告されているとのこと)


阪大病院における今後の治療の実施予定は、2年間で、6症例とのこと。少ないですね。この治療方法が、一般に確立されるには、まだ時間がかかりそうなのかもしれない。


同記事では、日本で心臓移植に適合するドナーは、年間で10例程度で、移植待機は100人を越すとのこと。


なかなか厳しい現実ですね。


雑事(管理組合のゴタゴタ)などで、ストレスをためることなく、なるべく、自前のもので、長持ちさせなくては!


<産経ネットより>

再生手術の心臓病患者が阪大病院を退院、世界初
重い心臓病のため、自身の足の筋肉細胞からつくったシートを心臓に張って心筋の働きを再生させる手術を受けた大阪府内の重国増雄さん(56)が20日、大阪大病院(大阪府吹田市)を退院した。会見した重国さんは社会復帰への喜びを語った。
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/071220/trd0712201244008-n1.htm