(先回の続き)
青春18きっぷを使った四国周遊と、ポニョで一躍有名になった鞆の浦の4泊5日の旅を3月30日(金)に出発して三日目、つまり4月1日の旅日記だ。
今夜の夕食は、鯛尽くしの豪華版になった。
しかもたったの千円余りでだ!
オマケに8階の部屋からは、鞆の浦港が一望のできる好ロケーションで、豪華な食事と酒をたしなむ贅沢を味合うことができる。
魚屋の鯛弁当は、魚屋らしく鯛がふんだんに入っていて、しかも味付けも良くて美味しかった。
日頃から美味しいと思っているカンパチの刺身も、旬を迎えた桜鯛の刺身の前では影が薄くなってしまっていた(笑)
食事の後は、明日の観光プランを練ると、鞆の浦は、地理的には沼隈半島の先端に位置しているのだが、たっちゃん’は島旅が好きなので、どこか手軽に行ける島はないか?と地図を見た。
すると沼隈半島の西側に橋が架かって陸続きになっている島々があった。
この方面の路線バスの時刻を調べるために、散策がてらに夕刻の鞆の浦港まで出向くことにした。
すると一日たったの4便しか、この島の近くを通る松永駅行きの路線バスが出ていないことが判明した。
だが‘たっちゃん’「何とかなるさ!」とお気楽に考えて、鞆港バス停を8時08分に発車する路線バスに乗ることに決めた。
だが、どこで降りたらいいのか?分からないので、ホテルに戻ってフロントにインターネットで調べてもらったのだが、それでも分からなかったので、最終的にバスの運転手に聞くことにした。
‘たっちゃん’の旅は、何時もマイナーな地点を選んでしまう。
マイナーな地点で、思わぬ立ち寄りスポットに出会う可能性に賭けてしまう性分だからだ。
いわゆる穴馬狙いだ。
これは、何時も成功するとは限らないが、何があるのか解らない面白さもあるから、つい穴馬狙いをしてしまうのだ。
(つづく)