ずれないアセスメントをするために | 実習記録に振り回されない看護過程の学び方

ずれないアセスメントをするために

いつも、ありがとうございます。ローザン由香里です。


ずれるアセスメントになる理由、ナンバーワン。


それは、何についてアセスメントするのか、
何について、結論を出すのか、を、最初の段階で確認していないこと。


栄養についての、アセスメントをするとき、
そこでの、結論は、必要な栄養がとれているかどうか。


排泄についての、アセスメントをするとき、
そこでの、結論は、正常な排泄ができているかどうか。


これを最初に確認して、それについて結論を出すようにまとめて、
っで、最後に、それに見合った結論になっているかどうか、を確認する。


ということをしたら、少なくとも、
栄養のアセスメントをしながら、呼吸の状態についての結論になる、
ということは起こりません。




その項目においては、何についてアセスメントをするのか。
アセスメントの結論は何か。
アセスメントの視点

を、確認する!アセスメントをする「まえ」に確認する。




アセスメントの視点を確認しないまま、アセスメントを始めるということは、
行き先を決めないまま、出かけることと同じです。



アセスメントの視点



気の向くままに、移動していたら、どこに到着するのか、わかりません。


ある人は、沖縄へ。
ある人は、八百屋さんへ。
ある人は、海外へ。
ある人は、彼のもとへ。


どこに行くのかを確認していないので、
本来到着しなければいけないところに、たどり着けないはずです。


到着地点さえ、確認しておけば、
車で行こうが、電車で行こうが、歩いて行こうが、到着する場所は同じです。


これが、「ずれない」ということです。




ずれないアセスメントをするために、かならずしなければいけないこと。
それは、アセスメントを始める「まえ」に、アセスメントの視点を確認すること、です。ウインクスマイリー


声に出してでも、確認してほしいくらい、大事なことです!ホントに!