看護目標のたて方~短期目標~ | 実習記録に振り回されない看護過程の学び方

看護目標のたて方~短期目標~

いつも、ありがとうございます。ローザン由香里です。sheep*


看護目標をたてるとき、
「う~ん、何にしようかな~」と、看護目標を「考えている」場合、


看護目標



残念ながら、適切な目標にはたどりつけません・・・。


短期目標とは?
長期目標を達成するために、段階的にクリアしていく目標、のことを言います。


ということは、短期目標をたてるときに、考えることは、
長期目標を達成するために、段階的にクリアしていくことは何か、
ということになるのですが、ちょっとわかりにくい・・・。?おまめ


そこで、どの事例にもあてはまる、
短期目標の【基本的な考え方】について、ご紹介します。


1 短期目標についての基本的な考え方~実在する看護問題の場合~


その看護問題を生じている原因となっているものが取り除かれた状態
イコール、短期目標。



看護問題をを生じている原因は、アセスメントのなかに、含む内容ですので、
アセスメントの内容を確認することで、短期目標をたてられるということになります。


2 短期目標についての基本的な考え方~潜在する看護問題の場合~


潜在する看護問題の代表は、「~になる恐れがある」というやつですね。


ここでの、看護介入は、~にならないためのケア、ということになります。


「ケアをすることで、~にならないようにする」

後半の
「ケアをすることで、≪~にならないようにする」≫ 
ここが、短期目標にあたる部分になります。


つまり、「~にならない」もしくは、「~になっていないといえる状態になる」ことが、
イコール、短期目標、
ということです。





落ち着いて、ゆっくり読んで頂くとお分かりになるかと思いますが、
短期目標は、あたらしくゼロから創りだすものではなく、
アセスメントにもとづいて、確認するものです。


いい短期目標が浮かばないな~、という悩みは、悩み方が間違っています。


良い短期目標が浮かばないな~、というときは、
浮かぶのを待つのではなく、すぐにアセスメントの内容を確認してください!


っで、上に紹介した2つの視点を使って、患者さんにあてはまるゴール(短期目標)を
見極めてくださいね。ウインクスマイリー