ヘンダーソンでカンタンにアセスメントを作る方法 | 実習記録に振り回されない看護過程の学び方

ヘンダーソンでカンタンにアセスメントを作る方法

●ヘンダーソンでカンタンにアセスメントを作る方法

いつも、ありがとうございます。ローザン由香里です。sheep*

しかく現在の基本的欲求を判断する、とは?

現在の患者さんの状態、状況をもとに、
14の基本的欲求の充足度(充足、未充足)を判断すること

例)正常に呼吸する
・適切なガス交換が行われているか ⇒行われているかどうかを判断
・安楽な呼吸ができている ⇒できているかどうかを判断

しかく基本的ニードに影響を及ぼす常在条件、とは?

・発達段階の特徴
・家族背景
・社会的役割
・生活体験に対する想いや考え方
・気質
・心理的要因

などの、その人固有の条件

しかくニードを変容させる病理的状態、とは?

・健康障害の程度、症状、関連する検査、治療などが
全身に及ぼしている影響





これらを使って、アセスメントを作るもっともカンタンな方法は、

1該当するニードの充足度を判断する(例、参照)
2その充足度になっている理由・原因について、
  常在条件や病理的状態を使って述べる
※言い変えると、ニードの充足に、「常在条件、病理的状態」が影響する、ということ
3そのニードの状況に介入がされないことで起こりうることを予測する

最後に、「よって、こんな看護介入が必要である」と述べて、できあがり。easy

ポイントは、余計なことを考えずに、いかに忠実にこのスタイルを守るか
ということです。顔