![$成功法則実践チャレンジ365-Okamura](https://stat.ameba.jp/user_images/20120807/16/jissen365/dc/ef/p/o0108010812121502553.png?caw=800)
私はプレゼン本の出版を目指し、プレゼンテーションの1日ひと工夫を公開しています。
本日のテーマは『ラインコントロールプレゼン』です。
いきなり「ラインコントロール」という言葉が出てきましたが、簡単に意味をご説明しますね。
サッカーではディフェンダー(以下DF)という守りのポジションがあります。DFは当然1人ではできませんので、だいたい1チームに3名ないし4名で構成します。
これらのDFが横に並んでいるラインを「ディフェンスライン」と呼ぶのですが、より攻撃的に行きたい時には、このラインを上げます(つまり敵のゴールに近いポジションを取るんです)
状況に応じてラインを上げたり下げたりすることを「ラインコントロール」といいます。
ラインが上がっていると相手は攻めにくい(ただし隙を狙いやすい)ですし、ラインが下がっていると攻めやすい(ただし隙を見つけにくい)ということになります。
![$成功法則実践チャレンジ365](https://stat.ameba.jp/user_images/20121116/07/jissen365/8a/1c/j/o0400026612287997785.jpg?caw=800)
プレゼンテーションにおいてもこの「ラインコントロール」が非常に重要になってきます。
ではプレゼンにおける「ライン」とはいったい何でしょうか?
それは、印象のラインです。
印象を良くしたい場合、あるいは印象を意図的に悪くしたい場合、印象のラインをうまくコントロールします。試しに次の2つの文を見比べてください。
●彼は面白いことは言えませんが、プレゼンが得意です
●彼はプレゼンが得意ですが、面白いことは言えません
どうですか?両方とも言っていることは同じです。しかし印象が違いませんか?
彼の実績を持ち上げたい時は上の文章を使い、キャラを崩したい時には下の文章を使います。
ラインのコントロールの仕方は簡単です。
ラインを上げたい時には「否定」→「肯定」
ラインを下げたい時には「肯定」→「否定」
これだけで聴き手に対する印象をコントロールできます。
これならすぐに実践に使えますね。
普段このような実践的な話は私のメルマガに書くのですが、簡単なネタなのでブログにも書いてみました。
プレゼンに興味のある方は、私のメルマガも読んでくださいね。
●岡村周一のチャレンジ目次へラインコントロールで印象を変えるべし