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私はプレゼン本の出版を目指し、プレゼンテーションの1日ひと工夫を公開しています。
本日のテーマは『タイマープレゼン』です。
私たちが日ごろプレゼンテーションを行う場合には、必ず「時間」が決まってきます。しかし、資料を作成する段階では、あまり時間を意識して作成したりしません。
その結果、消化不良気味な資料が出来上がってしまいます。
そうならないためにも、プレゼンテーションの時間は予め把握しておきながら資料を作成することが求められます。
![$成功法則実践チャレンジ365-タイマー](https://stat.ameba.jp/user_images/20121104/23/jissen365/31/dd/j/o0400030012270955582.jpg?caw=800)
今回は、資料作りにおける時間との関係性について見てみることにしましょう。
まず何と言っても大切な事があります。
それはこれから開催するプレゼンテーションの時間をしっかりと理解しておくことです。
そんなの当たり前じゃん。と思うかもしれません。
しかしこれが意外と「思い込み」で、実際に与えられた時間が予想と全然違ったなんてことはよくあります。
せっかく入念に準備してきたのに、5分しかプレゼンできなかった。みたいな状況ですね。
なのでまずはしっかりとプレゼンの時間を把握しておくことが重要です。
プレゼンの時間を理解した上で、時間配分を考えていきます。
プレゼンテーションに必要な要素をいくつか挙げておくと
●導入・アイスブレイク
●論点、課題整理
●結論
●理由、具体例の説明
●実行計画、アクション
●質疑応答
こういったものがあります。
与えられた時間配分の中で、こういった要素をどれだけ伝えるかがポイントとなります。
例えばプレゼンテーションの時間が5分しかなかったらどうでしょうか。
●導入・アイスブレイク
●質疑応答
おそらくこれらの要素は話しているとあっという間に5分が過ぎてしまいます。こうした場合は、やはりプレゼンの本題を中心に話していくことが求められます。
また時間配分を確認する際、質疑応答時間を含んでいるかを確認しておくことも重要です。
プレゼン時間が20分与えられた。と思っていたら、実は質疑応答10分で実質プレゼンの時間が10分しかなかったということもまれにあります。
そうなれば組み立ての内容も変わってきますので、注意が必要ですね。
逆にしっかりと時間が取れる場合は、最初の導入や課題・論点の整理もしっかりとしておくことが必要です。
たっぷりと時間がある分、間延びしたプレゼンをしてしまうと、聴き手に「あのプレゼンは退屈だった」と思われてしまいます。
なので時間が長い場合は、具体的な事例などをしっかりと説明したり、質疑応答の時間をたっぷりと取ったりしてしっかりとしたプレゼンを作り込む必要があります。
これはあくまで個人的な意見ですが、実施するプレゼンの20~30倍の時間をかけて準備をしておくといいでしょう。
●岡村周一のチャレンジ目次へ時間の意識があれば、プレゼンの組み立て方も変化する