![$成功法則実践チャレンジ365-Okamura](https://stat.ameba.jp/user_images/20120807/16/jissen365/dc/ef/p/o0108010812121502553.png?caw=800)
私はプレゼン本の出版を目指し、プレゼンテーションの1日ひと工夫を公開しています。
本日のテーマは『ケンカプレゼン』です。
昨日のブログ記事では『戦国プレゼン』というテーマで書きました。
この記事では、桶狭間の戦いをヒントにプレゼンテーションのコツについて記述したのですが、このように書くとたまに誤解を生む場合があります。
それは、「聴き手は敵だ!」と思ってしまう人がいることです。
私が実際にプレゼンの現場にいて、非常に残念だと思うことがあります。
●こういう流れで相手を言いくるめろ!
●このロジックで向こうを論破しよう!
●相手に言い負けたら、どうしようもないぞ!
このように、プレゼンテーションを「プレゼンターと聴き手とのバトル」と捉えてしまうケースが多いのです。
![$成功法則実践チャレンジ365-プレゼンテーション](https://stat.ameba.jp/user_images/20120924/01/jissen365/84/aa/j/o0400026612203415496.jpg?caw=800)
こうした人はプレゼンを行う側にもいますし、聴き手側にもいます。
たまに重箱の隅をつつくようないやらしい質問をする人がいます。「そもそも・・・」から始まる質問をする人はたいていそうです(笑)
プレゼンテーションは決して敵味方に分かれた戦いではありません。真正面からぶつかるのではなく、共に方向性を合わせ一緒に進んで行くものなんです。
つまりプレゼンターと聴き手の関係は、一緒に冒険をする仲間のようなものです。
なので、敵対しようとする聴き手には、私たちは仲間なんだ。一緒に問題を解決していくために取り組んでいるんだ。こういった姿勢を示す必要があります。
もちろん、プレゼンター自身が聴き手を敵だと思ってはいけません。
プレゼンテーションにとっての敵は聴き手ではなく、全力で最後までやり切ろうとしないプレゼンター自身の怠慢です。
聴き手のために全力を尽くして作り上げたプレゼンテーションは、例え結果が伴わなくても聴き手には評価されます。
そうした努力が、今後のビジネスにつながる可能性だって少なくはありません。
聴き手と一緒に冒険に出るような気持ちでプレゼンテーション制作に励んでくださいね。
●岡村周一のチャレンジ目次へ聴き手は敵ではない
敵はプレゼンターの怠慢である