![$成功法則実践チャレンジ365-Okamura](https://stat.ameba.jp/user_images/20120807/16/jissen365/dc/ef/p/o0108010812121502553.png?caw=800)
私はプレゼン本の出版を目指し、プレゼンテーションの1日ひと工夫を公開しています。
本日のテーマは『ギャップレゼン』です。
プレゼンテーションのコンテンツを作る上で印象に残る見せ方には様々な方法があります。本日ご紹介する『ギャップレゼン』もその1つです。
![$成功法則実践チャレンジ365-プレゼンテーション](https://stat.ameba.jp/user_images/20120906/11/jissen365/20/00/j/o0402030012174368804.jpg?caw=800)
ギャップレゼンとは「ギャップ」+「プレゼン」の造語。ギャップとはズレとか間隙という意味を持ちます。話やデータにギャップを持たせることでインパクトのあるプレゼンテーションを構築できます。
ではプレゼンテーションにおけるギャップとはどういうことでしょうか。
まず話のギャップからご説明いたします。
「今日この商品をお買い上げいただくと、もれなく5000円キャッシュバックいたします。」
何か商品を販売する時にこうしたことを言います。これをギャップレゼンに当てはめてみます。
「今日この商品をお買い上げいただくと、もれなく5000円キャッシュバックいたします。ただし本日限定です。明日からは一切キャッシュバックサービスはお付けできません。」
事実は今日買うと5000円キャッシュバックされるということです。その事実を説明するために、あえて逆の話をしてギャップをつくります。こうすることで話にインパクトが生まれます。
では次にデータのギャップについてご説明いたします。まずはこのグラフをご覧ください。
![成功法則実践チャレンジ365-プレゼングラフ](https://stat.ameba.jp/user_images/20120907/23/jissen365/14/10/p/o0404030312176828770.png?caw=800)
このグラフを説明する際、横軸の「Yes」「No」「どちらとも言えない」の差がそれほど大きくないため、「Yesが多い」というメッセージがあまり伝わりません。
これを「ギャップ」が出るように軸の底辺を2000にしたらどうなるでしょうか。
![成功法則実践チャレンジ365-プレゼングラフ](https://stat.ameba.jp/user_images/20120907/23/jissen365/1b/64/p/o0404030312176828771.png?caw=800)
同じグラフですが、このように見せるだけで「Yes」が多いというメッセージが伝わりやすくなります。
つまり視点を変え、様々な角度から事実を表現することで聴き手にとってインパクトのあるプレゼンテーションになるのです。
慣れてくれば便利なテクニックですので、ぜひ普段からギャップを出す練習をしておいてくださいね。
●岡村周一のチャレンジ目次へ違いがあると物事は伝わりやすい