今年の夏も、いよいよジャズストリートの時期となった。
いつものとおり、午後1時半ごろ、古町通り1の「ドクター可児」に最初に飛び込むと、YuNon(ユノン)という女性二人組が演奏していた。
土屋由紀さんのヴォーカルに、石塚来夢さんのピアノ、というコンビである。
せまい店内は既に満席だったが、お店の人がもうひとつ椅子を出してくれた。
とても丁寧な歌とピアノだった。
午後2時過ぎに、東堀通5の「Italian Restaurant LIFE」に入った。ここは初めて入る店だ。
山形県からやって来た Bossa Demais(ボサ・ヂマイス)という男性ギターデュオを、ここで観た。
Melloさんという人がアコースティックギターとヴォーカル。Kitti横倉さんという人がセミ・アコースティックギターを弾いていた。
ボサノヴァは、やはり夏にピッタリの音楽だ。
次は、古町通6の喫茶マキである。
ここには、ここ数年私が追っかけている佐藤弥生さん、真紀さん姉妹が登場する。
今回は佐藤文孝さんのトリオがバックをつとめる。
ピアノが佐藤文孝さん、ベースギターが渡辺貴行さん、ドラムが目黒与志男さんという布陣だ。
もうすっかりお馴染みの、 「この街の真ん中で」(弥生さんオリジナル)や「I Love You」(尾崎豊)、デューク・エリントンを讃えたスティービー・ワンダーの「Sir Duke」などが披露された。
今日の新潟市は、明け方から激しい雨が降りしきり、正直、今日のジャズストリートは行くのを止そうかと思ったほどだったのだが、昼過ぎごろにはなんとか雨はやみ、無事に各会場に行くことができた。
そういえば佐藤弥生さんは“晴れ女”なのだそうだ。
たしかに、弥生さんが喫茶マキに登場したころ、外は嘘のように明るい日差しが射していた。
“晴れ女”の霊験は、たしかに あらたかなようである。
さて、私は近頃疲れ気味である。
明日は思いっきり寝坊することにしよう。
(オマケ)
帰り際、古町通5を通ったら、サンバクワトロというグループが演奏していた。
いかにも夏らしいグループだ。