坐骨神経痛とは？

●坐骨神経痛とは？


こんにちは、金本です。
今日もご訪問下さり、誠に ありがとうございます！

さて、今日は、私どもの治療院にご来院くださる方にも多い、
坐骨神経痛とは何か？ についてお伝え致します。


●坐骨神経痛とは

ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、坐骨神経痛とは、
病名ではありません。その症状の名称です。

坐骨神経痛とは、その名前を見ても明らかです。

そう。その名前を見ても、病名ではなく、症状ですよね。

つまり、坐骨神経痛とは、坐骨神経が圧迫されることによって
生じる「神経痛」を、総称して坐骨神経痛と言うんですね。


●坐骨神経痛とは一体どの部位に存在しているのか？

それは、腰椎4番目・5番目の神経と仙骨の前面から出て
梨状筋の下を通り、大腿後面中央を下行、膝の裏で
総腓骨神経と脛骨神経に分かれ下肢～足裏に走行する、

人体の中で最も大きい神経です。

坐骨神経の経路と分布領域に痛みのあるものが
坐骨神経痛と呼ばれています。


●坐骨神経痛とは、どのようにして痛みが起きるのか？

坐骨神経痛とは、神経が圧迫などの障害を受けたため、
腰・お尻～太ももの後ろ側にかけて、シビレや疼痛を発症します。

また、天候によって症状も変化するという特徴もあります。

そして、坐骨神経痛が、「ぎっくり腰」「ヘルニア」以上に
とても厄介な症状、だと言われる由縁は、痛みの出方にあります。


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃■ 坐骨神経痛の痛みの特徴
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　・お尻や足への放散痛

　・お尻、大腿後面、下腿外側や後ろ、足の甲あたりまでが
　　シビレや疼痛をきたす。

　・立ち上がる時、歩く時、横になったりする時に痛みがひどくなる。

　・ひどい時は歩くことも困難で、眠れないほどの痛みやしびれがある。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


ご覧の通り、坐骨神経痛とは、ぎっくり腰や椎間板ヘルニアのように
急激に 激痛が襲ってくることがあまりありません。

急激な激痛が襲うことがないこと。我慢できる痛みであること。

それらの症状が、坐骨神経痛に悩まされている方を
「病院に行かなくても大丈夫」と思わせ、受診するタイミングを
遅らせ、治療が遅れてしまうことになるのです。

特定の動きをした時だけ、痺れや痛みがあるのであれば、
その動きを極力しないように気を付ければ良い…

という油断を招き、かえって、症状を悪化させてしまうのです。


歯医者と同じように、症状が悪化して受診すれば、治療時間も
費用もそれだけかかります。

回復までに時間がかかる。ということは、それだけ、苦痛が長引く
ことになり、辛い思いをすることになるのです。


坐骨神経痛は、筋肉や 骨の強度が衰えてくる中高年の世代に
最も多く発症する症状と言われています。

しかし、若い世代の人の発症も少なくはありません。

もし、下記のような症状がある場合は、


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃■ 坐骨神経痛の痛みの特徴
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　・お尻や足への放散痛

　・お尻、大腿後面、下腿外側や後ろ、足の甲あたりまでが
　　シビレや疼痛をきたす。

　・立ち上がる時、歩く時、横になったりする時に痛みがひどくなる。

　・ひどい時は歩くことも困難で、眠れないほどの痛みやしびれがある。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


我慢してしまうと、症状が悪化してしまう恐れがありますので、
すぐに治療院に行って治療を行ってください。


以上、坐骨神経痛とは何か、についてお送りいたしましたが、
次回は、坐骨神経痛の原因や、その治療法についてお伝え致します。

それでは、今日も最後までご覧下さり、ありがとうございました！


金本 博明