真理の愛と哀   哀の始まり  7

母「高井さん、真理をどうするつもり」
隆「あっ、はい」
真「タカさん、答えなくていいから
        お母さん、私 は付き合う時に、
        高井さんは既婚者と知ってつき
        あい始めた。
        それは今も心得ている
        高井さんの家族を不幸にしてま
        で、私は幸せになりたくない」
母「そんな~」
真「お母さんがどう思おうと、他人
        がどう思おうと関係ない。
        私の幸せは私が決めるから。
        
       タカさん、もう、帰った方が
       いいよ」