真理の愛と哀 アンフェアな事 4
隆弘は仕事を終え、待ち合わせのJR中山寺駅の改札口で、真理を待っていた。
5分ほどして、白いワンピースにカーディガンをはおり、左手に恐らく宿泊セットが入っているであろうバッグを持っていた
顔が合い、真理は手を振って来たので、隆弘は笑顔で返した。
「いらっしゃい。ほんまに来たんやね。」
「勿論。でも、長尾駅から遠いね。いつも長尾駅まで送ってくれた後、こんな遠い所まで帰ってたんやね。知らなかった。ありがとうね」
「いいよ。真理のこと好きやから、苦にならへんよ」
「ここからは?」
「うん、タクシー。」
隆弘は真理の鞄を持ち、手をつないで乗り場に向かった。
隆弘は仕事を終え、待ち合わせのJR中山寺駅の改札口で、真理を待っていた。
5分ほどして、白いワンピースにカーディガンをはおり、左手に恐らく宿泊セットが入っているであろうバッグを持っていた
顔が合い、真理は手を振って来たので、隆弘は笑顔で返した。
「いらっしゃい。ほんまに来たんやね。」
「勿論。でも、長尾駅から遠いね。いつも長尾駅まで送ってくれた後、こんな遠い所まで帰ってたんやね。知らなかった。ありがとうね」
「いいよ。真理のこと好きやから、苦にならへんよ」
「ここからは?」
「うん、タクシー。」
隆弘は真理の鞄を持ち、手をつないで乗り場に向かった。