PとGK | GIN@V6〜since20xx〜

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You've got the best choice!!

 
 
こんにちはとびだすピスケ2
 
 
Mステ終わり〜バズリズム待ちの暇つぶしと思って書いてたの…
 
VRで興奮し過ぎて忘れてた…サッ
 
 
いやぁ…VRって殺人兵器⁈チーン
 
危うく昇天するところだったラブラブ
 
 
 





下差し亀梨くん主演の本物は
                    お話全く知らないんですけどねてへぺろ
 
 
 
PとGK
 
 
「すみませーん。道が分からなくって…」
 
 
ん?

珍しいな
ここの交番に道訪ねてくるなんて、俺が来てから初めてかも
 
 
書類を作ってた手を止めて、顔を上げた
 
 
 
え?
か、可愛い!

コレ、一目惚れってやつかな?
あるんだなぁ、こんな事
 
 
 
「あのね、ここに行きたいんだけど」
 
 
彼女は住所書いたメモを差し出した
 
 
受け取ろうとした手が触れて、ドキドキする
 
 
「あの…お巡りさん?」
 
 
いきなり顔を覗き込まれて、変なとこから声が出た
 
 
「は、はい⁉︎」
 
 
クスクス笑う彼女の可愛らしさと恥ずかしさで、顔が火照るのが自分でも分かる
 
 
「ふふ…どしたの?耳まで真っ赤だよ?」
 
 
慌てて手で耳を覆った
 
 
すぐ赤くなっちゃうのは自覚してる
どうしようもない
 
 
(落ち着け、勤務中だぞ)
 
 
心の中で自分に喝を入れて、住宅地図を広げた
 

 
「えーっと、この住所は…」
 
 
 
実は赴任したての俺
ここら辺のことはよく分かってない
 
住所なんか見たってピンと来る訳がない
 
 
地図の上を彷徨う俺の指にたまりかねたのか、彼女が俺の隣に寄ってきて、一緒になって地図を覗き込んできた
 
 
あの…距離…近くない?
めちゃくちゃ緊張するんだけど…
 
 
 
「あ、あった!ここ」
 
先に見つけたとばかりに得意気な顔をして、彼女が上目遣いに俺を見つめてる
 
 
「お巡りさん、もしかして新人?」
 
 
あー、参ったなぁ……可愛い過ぎる
 
 

 
「おい、何やってんだよ」
 

顔を上げると、茶髪細眉の男の子が交番を覗いていた
 
 
「あ、剛!来てくれたんだー!」
 
 
彼女は男の子に向かって嬉しそうに飛びついて行った

 
「お前、遅せーんだよ」
 
 
剛と呼ばれた男の子は、嫌がる訳でも喜ぶ訳でもなく、無抵抗で無反応
 
それが物足りないのか、彼女は足を彼の腰まで上げて、身体をぐっと引き寄せた
 
 
うわ…なんて羨ましい
 
 
 
「お巡りさん、じゃあねバイバイ」
 
 
 
自転車の後ろに跨って、左手を彼氏の腰にしっかり回して
 
右手で俺に投げキスした彼女
 
 
彼氏持ちか
まあ、そりゃそうだよな
ハハ…玉砕
 
 


あっ!しまった…
二人乗り注意するの忘れた
 
 
 
 
 
 




 
 
 
あぁ、お天気良くて気持ちいい

この町の景色も、だいぶ見慣れて来たなぁ



ただ今自転車でパトロール中


街中の道を走っていると、向こうから制服の高校生が並んで歩いてくるのが見えた
 
 
放課後にしちゃ早くないか?
一応、声かけておくか
 
 
手前で自転車をとめて、近づいてくるのを待った
 
 
…あれ?
この子、こないだの彼氏の方
今日は友達と一緒か
 

 
「あっ!この間のお巡りさん?こんにちは」
 
ニコニコ手を振って駆け寄ってきたその子には、なんとなく見覚えがあった
 
 
……
 
 
えーーーっ!学生服って
君、男の子だったの⁈
 
 
うーん…
男と分かってもやっぱり可愛いなぁ

 
いやいや、何言ってんだ俺
勤務中、勤務中
 
 
自制して真面目な顔を取り繕った
 
 
 
「君たち高校生だよね?学校まだ終わってないんじゃないの?」
 
 
彼女…もとい、彼がいきなり俺の口に人差し指をあてて、言葉を遮った
 
 
 
 「ふふっ。今日は午後から学校お休み。だから、映画でも行こうかって、ね?」
 
 
後ろ振り向いて同意を求めてるけど、彼は頷かない
 
 
「健、やめとけ。嘘ついたってすぐバレんだから」
 
 
それどころか、睨むようにして俺を見てる
 
 
「サボリに、決まってんだろ。あ、でも面倒くせぇのカンベンな」
 
 
 
なんて潔い…
 
不覚にも、カッコいいと思ってしまった俺
 
 
 
「そういう訳だから…ね?見逃して」
 
 
少し背伸びしたコッチの彼が、いきなり俺のおデコにチュッてキスをした
 

 
「お巡りさん、また耳まで真っ赤」
 
ふふふって笑って、彼のところへ戻ってった
 
 
 
何やってんだって呆れ顔の彼の腕を掴むと
 
「じゃあねー!」
 
無理やり彼の手を振らせて、通り過ぎて行く
 
 
 
彼は、されるがままに振ってた手を可愛いあの子の頭にのっけた
 
 
引き寄せてキスして
 
唖然として見てる俺をチラッと見て
 
「フッ…」て彼が笑った
 

 
 
うわ、カッコいい…
 
じゃなくて

 
こ、今回だけだからね!見逃すのっ!
 
 
 
 
 
 
おしまーい口笛
 
Pの名前は一回も出てこない(ノ≧ڡ≦)テヘヘ
 
 
 
三連休の真ん中
 
ティータイムのお茶うけに…(๑>◡<๑)
 
 
なるかーい!てへぺろ