昨日の夜一週間滞在した鳥取から帰ってきました。


鳥取には昨年末にも2ヶ月出張しましたが

気がつかなかったことを今回発見しました。


鳥取駅構内にある観光案内所で「市街地マップ」を

いただきました。


駅前から鳥取城址に向かって一直線に「本通り」そして

名を「若桜街道」と変えて大通りが走っています。


その概ね進行方向右手に


「桶屋町」 「鍛冶町」 「包丁人町」 「元大工町」


「上魚町」 そして 「職人町」 がひしめいているのです。


これを見てみなさんはどう思われますか?


私は元来時代小説が好きだということもあって、

この地名を見つけた瞬間、江戸時代にタイムスリップしました。


長屋から威勢よく八っさん、熊さん、が飛び出してきて


『おっかあ!じゃあ、行ってくらあ!』


『アイヨ、帰りは寄り道しんじゃないよ』


障子を開け放った家の中からは、桶を作るコンコン、コンコン

トンテンカン、トンテンカンと鍛冶屋さん。。


地図から元気のいい町人が飛び出してきそうです。



私はこう思いました。


当たり前のことですが、私には両親がいて、その両親にも

両親がいて。。


みんなみんな、その時代に精一杯生きて来た。


江戸時代には八さん熊さんのように、貧しくともたくましく

毎日を明るく元気に生きてきたんじゃないでしょうか。


そんな祖先のおかげで私がいるんじゃないでしょうか。


そう考えると責任重大ですねえ。


私の子供、その子供。。。 この子たちのために

無様なことはできないじゃないですかあ。


市街地マップ一枚からこんなことを考えてしまいました。