今日は持病の自律神経失調症の通院日でした。
診察の内容はまた後で詳しく書こうと思いますが、とりあえず今日から漢方薬を飲むことになりました。
その名も『ツムラ当帰芍薬散エキス顆粒(医療用)』。
ずっと漢方を試してみたかったのですが、かかりつけの病院では漢方を扱っておらず、薬局の漢方薬は高額で手が出なかったのです。
が、今日からかかりつけの病院で漢方薬も出してもらえることになりましたo(^▽^)o
で、自分で事前に調べておいて、いつか機会があったら試そうと思っていた、
・当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)
・呉茱萸湯(ゴシュユトウ)
・五苓散(ゴレイサン)
・桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)
のうちのどれかを試したい、と告げたところ、先生がパソコンでカシャカシャと調べてくれて、
「冷え症があるから、呉茱萸湯は絶対に違うと思いますね…だけど…あっ、うん、とりあえずこの当帰芍薬散っていいんじゃないですか?…え?ていうかこれいいんじゃないですか?うん、すごくいいんじゃないですか?いいですよこれ!うん!これいい!いいですよ!」
と先生の方がパソコンを前にヒートアップしだしました(笑)。
なんかその、パソコンをガン見しながらニヤニヤする姿と興奮具合に、内心「先生が病気」と言う言葉がよぎりましたが(笑)、同時にちょっと展望が明るくなった気がしました。
何せ、今までは先生の方から、
「あなたのような不定愁訴の患者さんは、西洋医学の治療では難しいのかもしれない…。うちでは西洋医学しか提供できないので、もし可能ならば、ご自分で漢方とか整体とか鍼灸のような、東洋医学と呼ばれるものを試されるといいかもしれないと思います。そしてそれで改善が見られたなら、ぜひこちらにも教えてほしいです…」
と申し訳なさそうに小声でさじを投げるようなことを言われて三分診療になってたのですが、漢方が解禁になったことで、今日は先生がさじを再び握りなおしてくれた感じがしましたから(笑)。
実際、今日は他にも治療方針の変更があって、久々に十分近く色々と診察を受けました。
よーし、治すぞー!о(ж>▽<)y ☆
という訳で、とりあえず当帰芍薬散を飲んでみて、効かなければ他の漢方薬を順次試して行き、それでも効かなければいくつかの漢方薬の併用を試し、それでもダメなら別の西洋医学の薬を使う、という事になりました。
…で、気になるお会計なのですが。
初めての漢方なので、ちょっとドキドキしながら調剤薬局へ行ったのですが、普通の薬局で買ったなら一回分が約100円くらいする(専門の漢方薬局だともっとする)のが、処方箋があると約10円くらいでした。
…まさかの9割引きです。ありがとう健康保険!!
という訳で、これがそのブツです↓
…どうやらツムラの漢方薬ではナンバー23ってことみたいですね(笑)。
一日三回の一ヶ月分なので、受け取る時、量の多さにちょっと引きました(^▽^;)
ちなみに漢方薬は食前に服用することが多いそうで、
先生からは「食前に飲んでください」
薬局からは「基本食前ですが、飲んでみて胃腸の調子が悪くなるようだったら、様子を見ながら食後にしてみたりして下さい」
と言われました。
ちなみに
「食前のすきっ腹にお湯に溶かしてゆっくり飲むと効き目がよくなるらしいですが、味の問題があるので、無理だったらお水でぐっと飲んじゃってください」
とも言われました。
その時まですっかり失念してたんですが、そう言えば漢方薬=良薬口に苦し、みたいなイメージがありますよね…。
という訳で、お昼は食べずにそそくさと家へ帰り、さっそくテイスティングターイム!(何)
ビギナーなので、まずは水でぐっと一気にいってみることにしました。
こ…この風味は…
セロリ…!!!!
今まで私が飲んだ漢方薬というと、シナモンかコーラかほうじ茶みたいな匂いがするものばかりだったんですが、この23はまるでしなびたセロリの葉っぱに夕立の後の夏の夜風の匂いを足したような味がします(謎)。
これをお湯で溶いて、毎食前に飲むのか…。
うん、頑張ってみるよ、やれるだけ…(セロリだけに)(何)。