映画『アイアンマン3』の公開に合わせて、リボルテック用の
劇中に登場するアイアンマンスーツの格納庫(ホールオブアーマー)を製作しました。
Mark42はまだリボルテックでの発表がないのでハズブロのものを使用。
当初は1個作って複製を取ろうと安易に考えていましたが、手作業でそんな精度が
出せるわけもなく、また板状パーツだらけになるので歪むことも考え、
結局オールプラ板製です。
各アイアンマンスーツのリアクターに電飾を仕込みます。
目も光らせたかったのですが、PVCのムクで整成型されているため
綺麗にくり抜く自身がなかったので断念。
Mark1
製作開始時点では発売が発表されていなかったので極秘で製作。
レジンサンプルを海洋堂から送ってもらい仕上げました。
実際に発売される製品とは色味などが異なります。
Mark2
製品版でリアクター発光ギミックを取り外しチップLEDに変更しています。
Mark3
Mark2同様にチップLEDに変更。
Mark4
フィギュア王限定の商品です。リアクターには透明パーツを使っていたので
裏から胸パーツのみをくりぬきチップLEDを仕込みました。
Mark5
胸パーツがムクだったのでリューターで内側を削りリアクター部分を開口しました。
レンズはWave製を使用。
Mark6
これがいちばん大変。製品のリアクターはモールドと塗装で表現されていたので
裏側から三角形に綺麗にくり抜き、塩ビ板をそれに合わせてはめ込んでいます。
Mark7
製品にリアクター発光ギミックはありませんが、リアクターには発光を考慮した
パーツ分割がなされており、クリアーパーツが白く塗られて使われていたので、
塗装を剥がしてそのまま使用しています。
LEDの光がクリアー塗装に反応して、とても1体数千円のフィギュアとは思えない重厚感を
演出しています。
ホットトイズのを買わなくていい気がしてきたw
ちなみに製作期間は実質3週間!!
仕事から帰ってきてほとんど寝ないで作業していました。
今後リボルテックでMark42が発売されるのならば
この手前の部分も作りたい……かも?
その際には時間の都合でできなかった背面版の発光も
再現したい……かも???
この作品は5/2~7に渋谷東京西館で開催される「海洋堂フィギュアワールド」
にて展示されます。http://kfworld.jimdo.com