正義という言葉はよく耳にします。
人としての行動規範であり、ドラマやアニメのテーマにもよくなっていますよね?
ただ、この「正義」という言葉って結構厄介なものだなと痛感することがあります。
確かに、法律や社会的通念とか常識などによって厳格に定められているような気がします。
でも、実は結構あやふやなもので、その人の信条や価値観、心理的な状況、社会的立場などによってかなり違ってくるものだったりします。
100人いれば100人の正義がある!
ある人の正義は他の人からみると正義でもなんでもない!
ということです。
私は、行政書士として、 この正義という言葉に直面する立場の職業として、様々な正義を見て来ました。
そして、人という存在は「正義」を振りかざした時には、他の人に対してかなり残酷な行いを平然とできることも見て来ました。
ですから、このような状況に直面した際には、
行政書士として、
何が本当に正しいのか?
クライアントのために本当に何を為すべきなのか?
と常に自問自答しております。
何が本当に正しいのか?
それは哲学のように、常に自分に問いかけるべき永遠の課題なのかもしれませんね。