Echo de chouette

Echo de chouette

横山仁子の徒然日記です。
音楽の話・日々の気持ちを気ままに綴っていきます。



人はそれぞれに好きな数字があるという。

私は、幼い頃から"3"という数字が好き。

"3"に安心とバランスと力強さと幸運を感じているのだと思う。


3/22から公開されたドル3部作(マカロニウェスタンの3作品…荒野の用心棒、夕陽のガンマン、続・夕陽のガンマン)へ、それぞれ3回足を運んだ。

映画が恋した音楽家、モリコーネの音楽に魅了されているのは当然なことながら、約60年前の作品の役者の卓越した演技力、背景の自然、衣服やブーツの質感、馬の動き、馬装品、調度品、小道具…あらゆるものへ心酔しながら観入った。

そして、綺麗事では済まされない人間の感情や葛藤がマエストロの音楽によって愛に変わっていく瞬間を、大画面によって全身に浴びることができた。


殺伐とした都会を速足に通り抜けながら、この体感した確かなものがあれば、幸せだと思えた。


企画、進行、実現へとご尽力頂いた皆さんに心より感謝申し上げます❤️


2024.4.11










いつの頃からなのか、無意識で"スペース"について探求する観察眼がはたらいている。

人、生き物、静物、音楽、自然界の事象…等々、あらゆるものと動きに"スペース"を探っている自分がいる。

そして、対象物にスペースを見い出した際、美しさを感じて魅了される。


2月のある日、あるコンサートにて、その空間、音楽、演奏者の所作と言の葉の一連に、出会ったことのないスペースを見せてもらい、心酔し、感銘した。

素晴らしい演奏家という言の葉では包みきれない、人間的な魅力を味わい、私の人生観が一気に広がった。

不自然なところが一切ない一連のスペースを総集して例えるならば、品格だったのかもしれない。


"皆様の心に、音楽の光が常に輝き続けますように。"…誠に美しい時間を頂戴した。


出会いに心から感謝申し上げます。


2024.3.6













今年も1ヶ月前の大安の日にお雛様を飾り、雛祭りには私流の雛寿司と蛤のお吸い物を作り、2人の娘と孫娘だけではなく、全ての女の子の健やかな成長と幸せを祈り、そして世界の安寧を一層深く祈りながら節句のお祝いができた。



長女が生まれてから欠かさずに行ってきた桃の節句の慣わし。

30年前には、自分の子どもの為に行ってきたことが、今はもっと宏遠な思いで行っている自分がいる。


地球全体が混乱している今、祈るという尊い行いを積み重ねていきたいと思う。


2024.3.4