ありがたい話なことに、ここのブログを見に来る人の多くがバイクのエア抜きに悩んで検索してくるらしい。
先日友達がモンキーをディスク化するにあたってうちにバイクを持ち込んだ。へー、このキットを付ければいいのねとささっとディスク化したんだけど、エアーが抜けない・・・
ポンプを使って5回くらい圧送してやったんだけど全然握り代が出ない。
(参照URL http://ameblo.jp/jin-polaris/entry-11515351918.html )
おかしい、こんな小さなキャリパーにマスターからエアーが抜けないなんて。
まあいいや、昼飯でも食いながらPCカタカタやってエア抜きのコツを検索すると自分のブログが出て来てしまう。これは困った、基本に戻ってよく考えてみよう。
キャリパー、ホース、マスター、これのどこか、もしくは全部にエアーが残ってるはず。じゃあってことでマスターに繋がってるホースを緩めてかるーくレバーを作動してみる。(おもいっきりにぎっちゃダメよ、フルードが飛び散るから)どーもエアーが出てこない様子からエアーは噛んでないらしい。ホースは垂直に立ってるんでまずエアーは残ってないと踏んだ。(注意なんだけど、KSRなんかとかホースの一番高い位置が中間にくるタイプは考えたほうがいいかも)
残るはキャリパーしかないってことなんだけど、モンキーのこの社外のキャリパーは、ホイルから外して裏側からじゃないとキャリパーのニップルが緩められない。しょうがないんでもう一度外してキャリパーのニップルにホースをつけてレバーを握ってからニップルを緩める。ジュブジュブ・・・あら、ここにエアーが溜まってたのね・・・
一度エアーが抜けてしまえばもう握り代が出てるんで、極ふつーにレバーを数回作動させてレバーを握りっぱなし、キャリパーのニップルを緩めるという動作を数回やって握り代が変わらないようであれば作業は終了。
分かってしまえばなんてことはない。物によってはエアーの溜まりやすい形状ってあるから、3回くらいポンプで圧そうしてやっても握り代が出ないなら、マスター、キャリパー、ホースの継ぎ目からとめんどくさがらずにエアーを抜いてやるのが結局早いのかも。
車種によってどこにエアーが残りやすいか分からないんでね、こうしてやれば簡単に抜けます!みたいな記事は信用すると遠回りになるかもしれないね。すんません、ヒントになればくらいで勘弁してくだしあ。