お家のモンダイ | 共同合宿所

お家のモンダイ

(プライベートなお話)
近頃、夫の実家が色々と大変だ。
夫の実家が道路拡張の用地買収にあうため、マンションを購入するという。購入するといっても、買収費用でまんま購入できる。逆に言うと金銭では一切もらえないし差額ももらえないので、補償金額相当分で次なる家を購入しない限り、損になる。
そこでご相談、と、われわれ夫婦が親から呼ばれてマンションを見せられる。
うーん、郊外ながら、豪華なマンションにため息。
親いわく、自分達はそこに住むが、やがては娘の二世帯住宅へ移るので、次は、われわれ夫婦に住んでほしいという。
はぁ・・・。
マンションの最上階から見る見下ろすその風景は、何か冷めた感じにうつる。
郊外といえ、さすが東京都は建物が密集してごちゃごちゃとコンクリートばかりの色。
正直、マンションって興味もてないんだよなあ・・。
やっぱりぼろくても地面のある一戸建てがいい。
しかも、今私が住んでいる地域でのネットワークが濃くなりつつあるし。
親は、われわれが喜ぶに違いないという自信でここの呼んでいるのだろうが、
「なんだかなあ・・・」
という気持ちになってしまうのだ。

そういう話って、フツーの人だと、うわーヤッタ!になるのだろうか。親の介護するわけでなく、家がタダでもらえる?!

いや~、とんでもないッ、家なんて親から一銭も出してもらいたくないワ、というのが正直な感想。
仮に、われわれの望む地で、一戸建てでプレゼントする、といわれたって、拒否すると思う。
誤解の無いよう言うと、介護したくないから家もいらない、というわけではない。
将来的には、一緒に暮らしてもいいと思っているくらいだ。

でも、お金を出してもらうことに抵抗を感じる。
自分は、お金をそんなにもっていない夫と暮らしていて、経済的に思うようにならない現実と向き合いつつ、まあそれでも楽しく生活をしているのだが、そこで親が出てきて、家をやるだの、生前相続の話などされて、金はたっぷりある、といわんばかりの態度をされると、なんだかなあ、になるわけだ。

親は親で自身の病気が深刻だったり、立ち退き期限が迫っている、など焦る事情が色々とある。

いずれにしても、こっちに基盤はあるし、家は自分の力で買いますよ、と後日夫に答えてもらったところ、再度呼び出しを食らうことになってしまう。

(つづく、、、かも)