自学自習のできる子に


 

ムーチョです。


娘のコハ(中2)は、突然、お菓子作りに目覚めたようです。

昨日の朝、こんな会話がありました。


コハ「あ~、お菓子が作れる人になりたいな~」

ムーチョ「じゃあ、パパはそのお菓子を食べる人になりたいな~」

コハ「そんなの誰だってなれるじゃん。赤ちゃんだってなれるよ(笑)」


昨日料理の本を見て作った「りんご入りブラウニー」

残念ながら形がちょっと崩れてしまったようで、

それが悔しかったみたいです。

(上の写真がそれ)

コハ「おかしいな。絶対、失敗しない自信があったんだけどなあ」

ムーチョ「いやいや。初めてにしては上出来じゃない?

失敗を繰り返してるうちに、だんだんうまくなるって」


実際、味はグーでした。

けっこう、完璧主義っぽいです。


・・・・・


昨日と今日は、保護者面談でした。


いつも感じることですが、自ら進んで勉強する子の親御さんは、

「勉強しなさい」とは言ってないみたいですね。


まあ、すでに勉強していれば、言う必要はないに決まっていますが。


勉強してるから、「勉強しなさい」と言わないのか?


それとも、


「勉強しなさい」と言わないから、勉強するのか?


鶏と卵の話に似ていますね。

(まあ、無理矢理似させたのですが・笑)


「小さいときから、何も言わなくても勉強してたんですか?」

と、あるお母さんに聞いたところ、

「勉強しなさい」ではなく、「一緒に勉強しよう」

と、誘ったそうです。


この、ちょっとした違いが

もしかしたら分岐点なのかもしれません。


たしかに、自分はテレビを見て「ガハハハ」と笑っている癖に、

「ほら、あんたは勉強しなさい」と言ったって、

説得力ないですもんね。


「勉強しなさい」だと命令なので反発したくなりますが、

「一緒に勉強しよう」なら、同士として、仲間としての提案になるので、

素直に受け入れやすいのでしょう。


勉強をめぐって親子が敵対すると、

なかなかうまくいきません。


親御さんは、味方になってください。


「味方に決まってるじゃない」と、

思われる親御さんは多いでしょうが、

特に勉強に関しては、はたから見ると、

まるで敵同士みたいな関係になっている場合があります。


難しいと思いますが、一度親子関係を客観視してみるのも

ひとつの手だと思います。


親子のやりとりの様子を、一日中ムービーで撮って、

あとでじっくり見てみるのも一つの方法です。


ふだん無意識に行っている言動を客観的に見ることで、

意外な発見があるかもしれませんよ。


参考になれば幸いです。


ここまでお読みくださり、ありがとうございました。


あなたとあなたのご家族に、幸あれ!