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46231.jidaiwokiru

当てるぜ~

スマトラ沖大地震と津波に思う

 新年あけましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願いいたします。


 正直,身近な人が被災したわけではないし,スマトラ沖大地震については,あまり関心がありませんでした。

 被災者は予想以上に増え続けていますが,他国のことだからと。

 しかし,今日,ネットに復帰し,冷泉彰彦さんの

 『from 911/USAレポート』 第179回
 のメールマガシンを拝見し,なんとおろかだったのかと思っています。


 まず,15万人を越える被災者の数です。

 この数は,日本国内の台風・地震などのあらゆる災害による死者数をもちろん上回りますし,911のテロとはケタ違いです。

 イラクでのすべての戦死者(イラク側は把握不能ですが)を上回るかもしれません。


 第2に日本の経験,アメリカの情報網によれば,被害をかなり抑えることができたハズです。

 しかし,アメリカや日本の公的機関への批判は聞かれません。

 むしろ,被災国への批判があるだけです。

 日本のマスコミは,正月気分にうかえれて,アメリカや日本を批判しないばかりか,惨状さえもあまり報道しません。

 気になるのは日本人のみ。

 身近な人の命は何よりも重いが,遠くの人の命は,自分が飼っている金魚の命よりも軽いというのが,ブッシュ,小泉に代表される,アメリカ。日本の政府や,日本の多くのマスコミの本音なのではないでしょうか。

 自己満足のために,イラクに派遣するのなら,本当に必要とされる被災国に,今すぐに自衛隊を派遣しろ。

 自衛隊も塀に囲まれた中で,自分たちの安全のみを守って,危険手当をもらっているのなら,もっと,疫病などの危険のある被災国へ行って,被災者を助けろ。

 マスコミは,自国や政府のちょうちん持ちばかりせずに,弱者のために,真実を報道しろ。


 今年は,怒らず,感謝するようにしようと思ったが,やはり無理のようでした。

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「ツナミの洗い流したもの」(一部抜粋)

元旦の朝に放映されたNHKの仕事のために、短い間ですが暮れの日本に滞在していました。スマトラ沖地震とインド洋の大津波被害という事件が起きたのは、丁度その間のことでした。以来、私は怒りの感情からどうしても自由になれません。地震から津波来襲までの時間に「逃げることができたはずだ」「死ななくてもいい人々が大勢死んだ」という思いを一旦抱いてしまうと、どうしても憤怒の感情を抑えることがで
きないのです。

「太平洋側には津波監視システムがあったが、インド洋側は未整備だった」という報道が一般的です。ですが、海に近いかあるいは海底が震源の地震の場合、津波の危険を考えるというのは当然のことのはずです。「監視システム」などと大げさなことを言う前に、単に「危ないよ」という一言が、電話やEメールが、国から国へ、海のこちら側からあちら側へと伝わらなかったのでしょうか。

ですが、被災地の人々を責めるのは酷です。私の怒りというのは、主としてアメリカと日本に対しての感情でした。まず、アメリカは世界中を対象として、宇宙から地上を監視する軍事衛星のシステムを持っています。建物の一つ一つから、人間の一人一人まで判別できるというのが売り物です。戦闘の細かな状況把握を宇宙から行って、地上の前線はそのデータを見ながら戦争をする、ファルージャの市街戦はそのようにして戦われたというのです。

そんな衛星からの監視システムが「海の異変」を察知できなかったというのは妙な話です。事実、プーケットに押し寄せる津波がまるで渦を巻いているような「衛星写真」も公開されているのですから、そのはるか前の段階、つまりスマトラ沖で海底での大陥没があり、大きな津波の波動が発生し始めた時点で、不気味な円を描いた波動が拡散してゆくイメージは宇宙から把握されていたはずです。

爆発の煙やミサイル格納庫のような「判別しにくい映像」の分析には熱心でも、海上に出現した明らかな巨大異変には気づかない、これで「監視」をしているというのですから、呆れた話です。それとも、例の「衛星イメージは軍事機密にして他の組織とは共有しない」という原則がここでも徹底されたのでしょうか。

そこには時間の感覚という問題もあります。例えば今問題になっているMD技術ですが、音速の何倍かで飛来するミサイルを空中で迎撃する、そのためには15分が勝負だ、というようなことが言われています。その15分の「戦い」のためには、膨大な予算と人材を投入する一方で、この津波というスピードは「せいぜいが音速の半分」で「数時間の余裕」のある「脅威」とはまともに戦えていないのです。それがアメリカの主導する「安全『保障』」の実態というわけです。

日本もそうです。地震国であり、海洋国家である日本、太古の昔から津波の被害を経験し続けている日本には、津波警報に関するノウハウが蓄積されています。微少な地震であっても「津波の心配」を臨時ニュースで確認する日本のノウハウがあれば、何万という人命が救えたのでは、そう思うと無念の思いにかられてしまうのです。

更に、そこには「命の値段」に対する不思議な感覚が見え隠れします。漠然と「外国人の生命より自国民の生命」を重視し、更に「天災の被害者より人災の被害者」の命に大きく反応する、そんな感覚がどこの国にもあるのでしょう。例えばアメリカや日本の場合は、今回の地震と津波は「遠く離れた国の惨事、しかも天災」ということになるわけで、テロや殺人に比べると、怒りのスピードが遅い、そんな心理になっているのかもしれません。

結果的に、災害の規模の割には、日本もアメリカも当初の反応は遅かったように思うのです。特に私の滞在していた間の日本の報道には違和感がありました。TVでは細切れの報道が多く、しかも無事に帰国した日本人観光客の感想などが主で、どこか間延びした印象がありました。とても10万単位の人命が失われた惨事の報道とは思えない内容だったのです。

来年もよろしくお願いします。

年末でバタバタしていて,明日から田舎に帰ってしまいます。
また,来年,よろしくお願いします。

スマトラ島沖地震で被災された方,お悔やみ申し上げます。

そして,来年が皆様にとって,よい年でありますように。

宮城選挙違反の上告棄却、鎌田議員は辞職表明

選挙ってこれで公平?

 一度市議選を手伝ったことがあるが,平日に選挙を手伝えるのは,自営業,失業者などの社会的弱者です。

 政治を変えて欲しいと,ボランティアで手伝います。
 候補者も,市議の給与,年金は高すぎると,候補者の間はあつく訴えるのですが,いざ当選すると,その話はタブー
 
 こうして,ボランティアで働くものはバカを見るのです。
 当選すれば,高給も手にできる先生への無償奉仕です。

 運動員にバイト料を払う候補者の方がよほど良心的だと思うのですが。 つかまるのですから,変な世の中です。

 この仕事不足の中,不公平が生じるというのなら,国や地方公共団体が一定のバイト料を用意して,その中からしはらうようにしてもよい。


 現在の制度での,自分の会社の社員や利害関係のある団体の組合員が,ボランテイアという形で応援にきているのだから,かなり不公平です。


 イラクで人質となった高遠さんのように,自腹を切って,人助けに行く人は悪人で,外務省の役人や自衛隊のように,税金を使い,さらに破額の給与をもらっていく人は,善人なのと同じでしょう。

気になる中台のゆくえ

 年末で忙しいのと,ADSLのモデムが調子悪かったので,お休み気味ですみません。
 
 最近のニュースで気になったのは,
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中国外務省、日本大使に抗議・李登輝前総統へのビザ発給で
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 局地的なものを除いて,ここ数年で戦争が起こりそうなのは,

①中東(イスラエル近辺)
②北朝鮮
③中台

です。

 ②は,金政権の崩壊,内部の混乱は起きそうですが,せいぜい,日本や韓国にむけて,数発のミサイルが発射されることはあっても,軍事力の差がありますから,日本や韓国,アメリカとの戦争に発展することはありません。
 もちろん,1発のミサイルでも人口密集地に落ちれば,大惨事になりますから,防備するひつようはありますが。

 日本近辺で恐ろしいのは,中台です。
 台湾戦後常に,戦時体制を維持していますし,中国も国力があがってきていますから,大きな戦争となりそうです。

 今回のビザ発行が,そのきっかけとならなければ,いいのですが。

 戦争好きの小泉政権が,わざと火に油を注いだのかもしれません。

 

スポーツ界も,政界と同じく金の猛者

==日刊スポーツニュースより==
巨人・江藤6000万円減…1億円超選手最大28%ダウン
 巨人・江藤智内野手(34)が17日、東京・神田錦町の球団本部で契約更改交渉に臨み、6000万円ダウンの年俸1億5500万円でサインした。ダウン率28%は、過去の巨人1億円以上の選手で最大。巨人の20%以上ダウンの更改選手は今オフ6人目で、まだ清原らも控える。球団史上最悪の“厳冬更改”だ。

 わずか55試合の出場,打率2割2分7厘,4本塁打で1億5500万円。
 狂ってる。
 本来なら感謝感激でいただくべきなのに。

 高額な選手年俸がプロ野球界をダメにしていることがわからないのか?
 渡邉さんだけが責められる問題ではありません。

 その点,金じゃなくて環境にこだわる岩隈,前代見聞の,自分から減額を申し出た黒木,数少ない,真のスポーツマン。

 こんな男たちを応援したい。



==NIKKEIニュースより==
 右肩痛を克服し、3年ぶりの白星を挙げたロッテの黒木が3日、千葉マリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、2000万円ダウンの6000万円の提示に対し、自らさらに1000万円の減額を申し出て、5000万円でサインした。
 今季1勝に終わった黒木は、昨年に続く減額申し出について「(そのままサインしたら)自分が弱くなるんじゃないかと思った」と説明。10月に行った右ひじ手術の経過も順調で、2日には軽い投球も開始。「とにかく来年の僕を見てほしい」と抱負を語った。

国家公務員を1割削減ーわかっちゃいないね

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国家公務員を1割削減 独立法人もスリム化 新行革大綱(産経新聞より)

 政府が今月二十四日に閣議決定する「今後の行政改革の方針(新行革大綱)」案の全容が十六日、明らかになった。国家公務員の定員10%(三万三千人)以上の削減を目指し、国立青年の家や国立少年自然の家など十六の独立行政法人を六法人に統廃合することなどが柱。改定は四年ぶりで、今後五年間の方針を示すもの。政府は新行革大綱に従って「小さな政府」の実現を目指す。
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何考えてるの? 小泉さん

■人あまりの時代

 セルフスタンド,ETC,インターネットなどなど,人を介さないサービスがかなり増えてきました。
 もちろん,工場の無人化も進んでいます。

 一方,物がはんらんし,経済的に余裕がある者が,浪費しないかぎり物は,売れません。だから,消費はあまりのびません。

 どんどん雇用先がへってきます。
 つけがくるのは,いつも弱者です。
 ますます,貧しい人が増え,消費も減少します。

 お金が広くいきわたり,循環すれこそ,経済は活性化するのです。
 雇用を増やすことを最優先すべきです。


 もちろん,財政難のおり,支出は増やせません。
 どうするか? あまりにも簡単です。

 平均賃金を下げるのです。
 中小企業や自営などの100人以下の団体の平均年収と比較すると,2~3倍の平均年収を下げるのです。(いつも比較するのは都合のよい100人以上の企業ですが)

 平均年収を半分にして,雇用者を1.5倍にしてコストダウンさせます。

 人手不足の分野はかなりあります。

①まず公立学校
 多動児もふえ,40人学級では,学級崩壊しています。
 教師やサポート者を倍増させてもいいです。
 ⇒勝ち組は私立に通わせるから関係ない。だから,腰が重いはず。

②老人ホーム
 人手不足で虐待を受けている人が耐えません。
 介護者だけが責められるわけではありません。
 安い給与で,ハードな仕事。
 政治家より,よほど立派な仕事なんだから,政治家並みの給与にすべきです。
 人生の最後ぐらい,みんな幸せを感じておくらせていただきたい。
 ⇒もちろん勝ち組は,高級老人施設にはいるから関係ない。

③治安維持
 夜回り,登下校など,中高年も活躍する場も多いはず。
 ⇒もちろん勝ち組は,セコムやボディガードを頼むから関係ない。

 やっぱり,自分の欲得で政治を動かす人には,無理ですね。


 最近,奈良の小学生殺人,ドンンキホーテの放火など。
 通常の人間には理解できない,非道な事件が続いています。

 もちろん,犯人を擁護する気はありません。
 目には目を,歯には歯をで
 むしろ,犯人をでき死や焼死させろという意見に賛成です。


 しかし,これほど猟奇的な事件が多くなったのは,勝ち組と,自分たちばかりの欲だけで政治,経済を動かす社会への,反抗でもあるようにも思えます。

 現在のイスラム社会のように,テロが氾濫する社会とならないように祈るばかりです。




 

人命は何よりも重いのに,戦争への道を進む小泉政権

■自衛隊の海外派遣が本来任務に昇格

 本日で付けの増田俊男先生の「時事直言」によると
http://www.chokugen.com/opinion/opi-index.htm

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政府は12月10日の閣議で、今後10年間の安全保障政策の基本方針と防衛力のあり方を示す「新防衛大綱」を決定、あわせて1967年に佐藤内閣で決定され以後、76年の三木内閣、83年の中曽根内閣で徐々に緩和されてきた「武器輸出三原則」を、今回小泉内閣は大幅に緩和した。特にアメリカへの軍事関連技術の供与と輸出はほぼ全面解禁とした。中国の大陸弾道弾ミサイルに対抗するための日米共同MD(ミサイル防衛)における日米一体化は、今後日本の安全保障上最重要事項とし、その上で従来の武器三原則はもはや邪魔との認識である。今回の大綱で明確になったことは、わが国の防衛範囲が「内から外へ」大きく拡大したことである。従来「付随的任務」であった自衛隊の海外派遣は「本来任務」に昇格した。
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 すべて対中有事への対策と増田先生は述べておられます。

 この意見の真偽はともかくとして,

 イラクへの自衛隊派遣,有事立法と,着実に戦争への道を進んでいることは事実です。

 
 アフガニスタン,イラクとの戦争は,大の大人が赤ちゃんとけんかをするほどの実力の差があったので,国外にはさほど影響なかったが,中国との有事となれば,日本国内が戦場となることも十分あります。


 そこまで,考えているのと,思わず言いたくなります。


 人生いろいろだから,日本でまた核により死ぬのも人生,イラクで虫けらのように殺されるのも人生とおっしゃるのだろうか。


 自分の欲ではなく,本当に日本の,そして世界の将来を考えるひとの力を結集させて,なんとか変えられないのだろうか。
 




究極はつながる。

■究極はつながる 精神的に行き詰まり,いろんな本を真剣に読んだり,講演会に行ったりしました。

 精神世界の本も多かったです。

 幽体離脱(魂がぬけだした)を体験した人の多くが書いているのが,空へ空へと登っていっても,自分の体内のミクロの世界へ入っていっても,行き着く先は同じだということです。


■人は神の分身
 だから,究極は同じなのか?

 それとも,科学的にも明らかなように,人間のDNAには進化の歴史が刻まれている(母親の胎内で卵子から大きくなる過程で,魚→は虫類というように,進化の歴史をたどっていく)から,進化をはぐくんだ宇宙と,体内細胞は同じ物なのか。



 理由はともあれ,究極につながることが,これからの生きる道なのです。


■知識はネットにアクセス,生き方は究極にアクセス


 これが,これから,よく生きるスタイルのような気がします。

21世紀を生きる(死後の世界)

■新撰組最終回をみて,死後の世界
 新撰組は,死が日常生活の一部となっていました。
 テレビで見る死,他人の死。
 なかなか,自分のこととは考えられず,他人ごととして受け止めてしまいます。

 誰もの結末である死。そして歴史の中の数多くの死。
 近藤勇の死に際を見て,人々は,どう死を受け入れていったのだろうかと思います。

 どうしても受け入れられず,泣き叫んで死んでいく人。もし霊魂があるなら,当然現世への未練,うらみにより,自縛霊となる人もいるように思います。


■私の死への思い
 私自身も,会社をやめ,自営業をスタートしたが,失敗し,貯金をかなり使いはたし,そして,収入はほとんどないのに,家賃などの固定費は出て行く状況のなか。
 ずたずたになったプライドと,残り少なくなった貯金通帳をみて,死がよぎったことが数度ありました。

 自分が死ねば,生命保険で住宅ローンがなくなり,家族にもいくらか残せると。

 そのときは,不思議と死への恐怖はありませんでした。

 しかし,今,改めて冷静に考えてみると,もし死後の世界がないのなら,自分の肉体,精神はもちろん,存在のすべてが消えてしまう死。

 これは,寂しさを通り越して,やはり,恐怖でしょう。

 こんなつらい日々でも,なくなることは恐怖です。


■感謝!感謝!
 こう考えてくると,やはり今日一日生きていることに感謝しなければなりません。

 そして,たとえ貧乏でも,たとえ仕事がうまくいかなくとも,たとえ借金の大きさに負けそうになっても,健康であることに,最大級の感謝をしないといけません。

 
 そして,どうせ,死後の世界があるか,ないかはわからないのだから,死の恐怖におびえながら,生き,死んでいくのではなく。


 死後の世界を信じて,今も前向きに生きたいと思います。

 次回は,どう生きるべきかについて書きます。
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