あなたは出産をしたことがありますか。あるいは出産に立ち会ったことがあるでしょうか。

 

 

女性であれば大変な思いをして新しい命を産み落とすわけですから、印象に残らないはずがないと思います。ましてや今は出生率がグングン下がっている時代なだけに、喜びもひとしおではないでしょうか。

 

ちなみに人口維持のための出生率(一人の女性が一生のうちに出産する子供の平均数)は、2.07~2.08人と言われています。日本でのこの数字は1925年が5.11人、戦後間もない1947年が4.54人、1974年が2.05人、2015年が1.45人。ということは40年以上前の1974年の段階で、すでに人口維持の出生率に届いていなかったということが分かります。

 

とはいえ最近の出生率は、雇用状況の改善に加え、保育所の整備といった子育て支援策により、徐々に増加傾向にあるそうです。特に30代の出生率が伸びているみたいですね。ちなみに出生率が最低だったのは、2005年の1.26人でした。

 

一方で男性に目を向けてみると、夫が出産に立ち会った割合(大手製薬会社調べ2015)は約56%。ちなみに10年前の2006年は、約39%。ということは、この数字の増加から妻思いの夫が増えていることが分かります。

 

さて、あなたは出産時、何を思いましたか? その前後は誰がサポートしてくれて、どんな日々を過ごしていましたか。人によっては人生でもっとも感動的とも言えるそのときのことを、ぜひ自分史に記してみてください。