月経血は逆流する 子宮内膜症の要因 | 【大阪】 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院         JHSC整体治療室 = 整体コラム / 心のコラム

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月経血は逆流する  子宮内膜症の要因
モニター患者さん=「子宮内膜症」募集中

 

?・・・」

せっかくの婦人科シリーズの第4! なのに、、、

この「?」マークが出ている方も少なくないかもしれません、「いったい何のこっちゃ!」と。


 

しかしこれは読んで字のごとく、月経時に月経血が卵管-卵巣-腹腔側に逆流することです。



 

「へっ? そりゃ違うやろ、月経の時は膣の方向へ、、、」



 

はい、その様に反論されるのは重々承知しています。しかし確実に月経血は逆流しています。

ただ、その逆流する量が多いか少ないかの差があるだけです。



 


 

月経・・・そもそもこれは妊娠しなかったとき、不要になった子宮内膜を排泄して、次の受精-妊娠に向けて新しい子宮内膜を敷く為に、一旦子宮内をクリーニングする作業ですね。



 

ですからその排泄物である月経血には血液以外に子宮内膜の破片なども含まれているのですね。☚これは重要です。



 

ところで一つ質問です。

Q「子宮に開いている穴は何個?

A1個・・・膣です。」



 

あぁ、これは間違いです。

答えは3個・・・

 膣、②右の卵管、③左の卵管。。。



 

つまり月経の際に子宮が収縮して月経血がその圧力で排泄されるとき、当然膣の方向に流れていきますが、しかし同時にその一部が左右の卵管の方向にも流されていくのですね、、、圧力は子宮内部全般に均等に加わりますから。。。☚なつかしいですね、パスカルの法則。


 

たださっきも言いました様に、卵管側に流れていく月経血量が多いか少ないかの問題だけなのですね。



 

もし、それが少ないとそれ程問題は起こりません。

なぜなら「女性ホルモンは発情だでも記しました様に、卵管内部の線毛細胞の子宮方向への線毛運動によって、逆流してきた月経血を子宮側に押し戻すことも出来ますし、よしんば卵管から月経血が腹腔内に漏出しても、それが少量であれば腹膜に吸収され、マクロファージ(白血球の一種)に食べられて何の症状も出ないからです。。。しかし

もし多いと・・・

 卵管の線毛運動によって押し戻せないかもしれません

 大量の月経血が卵管・卵巣・腹腔内臓器に浸潤し疼痛と炎症・癒着の原因になるかもしれません



 


 

もしこの様になるとどの様な症状が出現するのか・・・

ひと言で言えば「月経困難症」です。

漏れ出た月経血が腹膜などを直接刺激して強力な腹痛・会陰部痛・腰痛・悪心などを誘発させるのですから。

また、先述の様に月経血には子宮内膜組織が含まれていますから、次の月経周期のエストロゲン(女性ホルモン)による刺激によって卵管・卵巣・腹腔内臓器周辺で子宮内膜が増殖していくかもしれません➡子宮内膜症。  



 


 

これってやばいですよね、、、しかしこの逆流現象は全ての成人女性がそのリスクを持っている、極めて普遍的な現象でもあるのです。



 

しかししかし、これも断然整体の真骨頂なんです。



 

まず、

●卵管の線毛運動を直接活性化させる整体➡月経血を少しでも子宮側に押し戻す!

●腹腔内臓器同士の癒着部分をはがし刺激を解消させる整体➡数々の月経困難症状を開放させる!

●上記は腹腔内臓器で子宮内膜が増殖してしまう前に、子宮内膜破片が腹膜に吸収されたりマクロファージに食べられたりの効果が期待でき、子宮内膜症の整体治療に絶大な効用をもたらす!



 


 

何度も言いますが月経血の逆流自体は仕方がない事です、、、しかし、要はその逆流量を最小限に抑える。。。
 

そしてもし腹腔内などに漏れ出たら、それらが癒着しないように、そして癒着していたらその癒着を開放してあげることで、不快な月経困難症や困った子宮内膜症などの改善が見込まれる・・・
 



 

これが整体なのです。

 

 

 

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