今日は、
一か月前に遭遇したショックな出来事を紹介します。
それは、視力が落ちてしまっていたこと。
眼鏡の買い替えで、アジア人差別に遭ったこと。
これは半分冗談ですが、後で説明します。
さて、私の視力。
視力検査に行く機会を何故かいつも逃していたのです。
前回視力検査に行ったのは何年前かと冷静に数えたら、
ほぼ10年前にもさかのぼってしまいました。
月日の経つのはあっという間。
ついこないだ行ったはず、と思っていたのに・。
眼鏡を買い変えるのもお金がかかることで、
後回しになってしまっていたのです。
普段はインターネットで購入しているコンタクトレンズ使用していますが、
家ではメガネ生活です。
出費をなるべく抑えるようにとの主人の言葉に
遠慮していたのですが、
主人が眼鏡を買い変えるついでに乗じて、
ようやく出費OKの雰囲気になりました。
新しい眼鏡に買い変えることになり、
何週間か前から、どんな形の物がよいか、
お店で入念にリサーチ。
よしこれだ!と思い狙いをつけていた眼鏡がありました。
プラスティックで光沢があり、茶、鼈甲色のフレームです。
少し大きめの楕円形というか?
ずっと憧れていました。
お洒落だな~、ようやく眼鏡を買い変えられるんだな~。
と、うきうきと視力検査の日を待っていました。
が、視力が落ちすぎていた結果、
私が目をつけていた眼鏡のフレームは、店員の方から却下されてしまいました。
視力が落ちているとグラスの幅が厚くなるので、
大きめのフレームだと重くなりすぎるとのこと。
小型の眼鏡フレームにした方がよいです!
と強く薦められました。
そんなあ~・。
しかも、私の鼻のつけねが低いというのが理由で、
プラスティック製フレームは、全て無理だ、
と言われてしまいました。
ヨーロッパの眼鏡は、
当然なのですが、白人の方達、または
アラビア人の方に向けて造られています。
皆様、顔の構造が違うのですね。
鼻の付け根の高さが、アジア人の場合
ほとんどないのですが、
白人、アラビア人の方達は最低1から2センチ、それ以上あります。
それに合わせて、眼鏡を支える箇所も、眼鏡に
付着する形で、低く造られています。
眼鏡が鼻の付け根にあたる箇所が、少し膨らんで造られていて、
高くなっているという感じ。
よく見ないと分からないですが、フレームの顔側、
鼻の付け根に当たる部分が少し膨らんでいます。↓
のですが、
私がこのタイプの眼鏡をかけても、
ずり落ちてしまいますよ。
と言われてしまいました。
実際したところ、ずり落ちる、というほどではないのです。
が、目の高さが合わないらしいです。
私に合う眼鏡は、こういうタイプが一番であるとのこと。
小型で、メタルフレームの物?
日本では当たり前と思っていましたが、鼻の付け根に当たる部分に、
ずれないように、留める小さな箇所、鼻あてがあります。これは、ヨーロッパだと
普通ではなかったのですね。
一度、ユダヤ人の友人の
眼鏡を見て驚いたのを思い出しました。
彼女曰く、鼻が高すぎるので
この鼻あてのあるタイプの眼鏡が使えないと言っていました。
これがなくても、眼鏡が勝手に鼻にひっかかったように、
止まるのですね。鼻眼鏡という言葉はこの為にあったのかと
思うほど、すっきりとずり落ちずに止まっていました。
耳にかける支えすら必要なさそうでした。
プラスティック製のフレームだと、この付け根にあたる部分の
鼻あてがないので、鼻の付け根が低い私には却下。そして、
選択肢の半分を失ってしまった私。
お洒落なブランド製品も、全てプラスティックフレームの物。
別に高い物が欲しいという訳ではなかったですが。
店内で
そんなあ~・・・・(_ _。)と
本当にがっくり落ち込みました。(/TДT)/
日本に帰れば、きっともっと自分の気にいるフレームの眼鏡を買えるに違いないのに・・・。
と。
でも、
今度日本で眼鏡を買うなんて、いつのことかも分からない。
「目のことを考えると、メガネは今すぐにでも買えないと駄目です!
あなたの希望の眼鏡だと、目の位置が合わなくて、頭痛がしてきますよ!」
と言われ、しぶしぶと店員さんの薦められる、小型で、メタル製フレームの眼鏡を
買うことになりました。
なんというか、すごく綺麗でお洒落で、
サラサラヘアーの知的な女性がしたら似合うのかな~・・と
思われる眼鏡かもしれませんが・・。
小型で、秘書がしてるみたいな眼鏡?
でも、
私がつけても、
ジョンレノン
というか・・。(/TДT)/
主人は、
似合ってるよ!知的でいいよ!(`・ω・´)ゞ
というのですが、自分が気にいることが一番大切なはず・・。
眼鏡をしている生徒達は大抵上の写真のような
プラスティック製フレームの物をつけています。
それがとてもお洒落に見えて、
「鼻が低いから選択権が半減するなんて差別だ!」
ヽ(`Д´)ノ (:_;)
と文句を言っていました。
生徒は、
「えーでも、私も結構ずり落ちるけどな~。(・∀・)」
と言ってましたが、やっぱり鼻の付け根の高さは違います。
ああ、なんだかアジア人であることを改めて自覚した事件でした。↓
ということで、ドイツに来るなら、視力検査はしっかり日本でして、
眼鏡を買うのも、できれば日本でしておいた方が選択肢が
狭まらなくてよいですよ。
という記事でした。
好みや似合うものは人それぞれ違うので、なんともいえないですが。
視力は大切にしないとと強く思った日でした。(:_;)
ので最近特に緑を見たいと思ってるのかもしれません。
新しい眼鏡に変えた結果、突然世界が変わり、
見えなかった文字や色までばんばんと目に入るようになりました。
楽譜も見やすくなり、これはとても大切だったのだなと今更ながらに
反省。
読者の皆様も、目によい生活をお送りください。
楽譜の見すぎもほどほどに、休養をとることも忘れずに~。
よい週をお過ごしください!