昨日はまさにこれに向かっている途中でのアップでした。



お掃除のバイトが終わって速攻で電車に飛び乗り、市ヶ谷経由で永田町駅に直行。

ちょっと道がわかりづらくて少し迷ったけれど、遅刻しないで到着しました。

入って受付を済ませて、ちょっと入口の所で待っていたら、岡田勝さんと大橋春雄さんが下りてこられたのでちょっとご挨拶しました。

岡田さんとは佐々木さんの舞台、「仮面ライダー・戦闘員日記」の時に、大橋さんとも佐々木さんの舞台やファンクラブでのイベントでお会いしていたのですが、私がごたごたで中々イベントに行けず、本当にお久しぶりだったんです。



で、席についてしばらくして司会のショッカーO野さんが登場。

そしてまずは大野剣友会のメンバー勢ぞろい!

岡田さん、中屋敷哲也さん、佐野房信さん、河原崎洋夫さん、新堀和男さんなどなど。

それからZXのスーツアクターで最近はレスキューファイアーの悪三人組の一人ウカエンの吹き替えもされていた城谷光俊さんまで登場してました。



自己紹介もかねていろんな話が飛び出してましたが、岡田さんとショッカーさんの掛け合いが面白く、場内は爆笑の連続。

当時の稽古の様子がどんな感じだったかもご披露されていました。



その後、創始者で会長でもあった故・大野幸太郎さんをしのんだ歌を挟んで、まずは剣友会にご縁のある方のトークコーナー。

元東映の泣き虫プロデューサー平山亨さん・仮面ライダースピリッツの作者村枝賢一さん、そしてなんと佐々木剛さんとも御縁の深いドラマ柔道一直線から桜木健一さんまで登場!

桜木さんは大野さんをはじめとしてすでに亡くなられている剣友会のメンバーの方にも敬意を示してご挨拶。

大野さんについて「すごくこわそうだったけど、あいさつした時優しかった」とおっしゃってました。

村枝さんは仮面ライダーを作った男たちの誕生秘話をご披露され、平山さんは思い出が尽きないようでついつい話が長くなり、ショッカーさんからストップがかかってしまうほど。



そしてお待ちかねのライダーコーナー。

佐々木剛さん、速水亮さん、荒木しげるさん、高杉俊介さんと田中由美子さんまで登場。

ライダーごとに順番に色んなトークをする感じでしたが、佐々木さんはもう時効のネタをばらされてしまいそうになりながらも、ご自身が変身後をやった時の困ったことも話されてました。

ここからは陰に隠れていた岡田さんですが、時々割り込んでチャチャを入れて皆の笑いを取ってました。



続いて速水さん、休憩後客席に入る前かな?にすごくダンディで黒いスーツがかっこいいなと思った方を見かけていたけど、その正体が速水さんだと分かり、なんてかっこいいの!!ってびっくり仰天。

(セクシーワイルドな藤岡さんとはまた一味違う、知的な感じのダンディな雰囲気たっぷりでした)

中屋敷さんと速水さんで当時のギャラの話になりましたが、本当にスーツアクターさんは大変だなって思いました。

それから速水さんが、

「今日4人ライダーで集まったけど、テッちゃん(中屋敷さん)は優しいって皆言っていたんだよ」

と一言。これには私も思わず納得。



そして荒木さん、御病気もなさっていたようですがそれを感じさせない若さ。

すごく温厚な人柄が話からも伺えました。

ジェナラルシャドウの吹き替えもされていた河原崎さんがトレードマークのトランプを使ってのアクションを撮影の合間にこっそり練習していた話にもびっくり。



最後は高杉さんと田中由美子さん。

もし私に男兄弟がいたらスーパー1をリアルで見ていてもおかしくなかったから、スーパー1も少しビデオで見ていましたが、中々最近ツタヤにはおかれてないので貴重な話がポンポン出ていました。

田中さんが演じるハルミちゃんが、事件に首を突っ込んで怪人につかまってしまい、高杉さんの一也さん=スーパー1に助けられる流れが多かったようですが、皆優しかったですよと田中さんがおっしゃってました。

それからスーパー1は赤心少林拳を使う、いわばカンフーライダーなので高杉さんと中屋敷さんが役作りのために少林寺拳法の先生のところに稽古に行った時の話も飛び出してました。



そしてもう一度全員集合ということになり、皆でライダーの歌を歌いましたが、佐々木さんと速水さん、荒木さんも自分のライダーの歌を楽しそうに歌っていましたが、ご自分でスーパー1の歌を歌っていらした高杉さんの朗々とした素敵な歌声には思わずキュ~ンとなってしまいました。

さらに9人ライダーの歌も高杉さんがフルで熱唱して、最後に田中さんが「一也さ~ん!」と叫ぶシーンも。



その後、ショッカーさんが、

「これだけいるんだから、皆「変身」見たいよね~!」

と振ったところで佐々木さんが割り込んできて、

「せっかく皆いるから、殺陣(立ち回り)もつけようか」

の一声がかかり、なんと岡田さんが殺陣を付けて皆でアクションを再現し、最後にそれぞれの変身ポーズというすごいことになっちゃいました。



皆さん少し動けば勘が戻るようでそこはさすがでしたが、中屋敷さんが少しドジってしまうわ、速水さんがうまくかみ合わずに、ショッカーさんにギャグ交じりにダメ出しをされてしまうわ、とちょっぴりハプニングも。

更には言い出しっぺの佐々木さんがずる?をしようとしてたので、私が客席から、

「言いだしっぺがやらなきゃダメ~!」

とヤジったんですが、これをショッカーさんがフォローしてくださって、佐々木さんもちょっとやる羽目に。

でも、お約束のあの「お見せしよう…」の名台詞も交えて、ばっちり決めてくださり、2号ライダーの吹き替えもしていた岡田さんとの入れ替わりの息もぴったり。

高杉さんも少し長めに尺を取ってたっぷり変身ポーズを見せてくださり、荒木さんはおなじみの「天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ…」も披露。

速水さんもショッカーさんにダメ出しされた後はかっこよく決まっていました。



そしてその後はサイン会!

今回はチケット制だったのですが、私は佐々木さんには舞台のたびにサインをいただいていたこともあり、今回は今リハビリ中できちんと仕事ができないので、佐々木さんと高杉さんのサインだけは断念したのですが、平山さんにご挨拶した後に、荒木さんと速水さん、それから岡田さんのサインをいただいてきました。

ただ皆が殺到して通路が狭くなってしまい、きちんと歩けそうな場所がなかったので足が悪い私は、転んで怪我して皆に心配かけてしまわないかひやひやでした。

でも、どうにかこうにか転ばずに済み、荒木さんにはじめましてのご挨拶をした後、速水さんのところに行きましたが、横で高杉さんと田中さんがファンの方が持ってきていたスーパー1のパンチ人形で遊んでたのが、すごくほほえましかったです。



そして順番が回ってきて速水さんにブログでもお世話になってるので、ご挨拶しましたが、

「おおー君か君か。どこから来たの?」

という感じで気さくにしていただいたのですが、かなり前に自分のハンデのことを明かしていたのを覚えていらしていたようで「頑張れよ!」と何度も言ってくださってました。

隣に岡田さんもいらしてたのですが、

「俺なんかいいのに~」

と照れていらしたので、

「だめですよ~。大野さん亡き後の本当の親分なんだから!」

とジョークで切り返したら、

「ありがとう」とサインを書いてくださいました。


本当はこの後パーティーがあったのですが、帰りが遅くなるといけないのと予算の都合で断念。

でも、昭和のライダー大好きな私にはたまらない一日でした。


次は来月の佐々木さんの舞台「改造人間哀歌3」。

こっちも絶対行きたいから畑とお掃除の仕事頑張らなきゃ。

(でもお掃除の工賃下がるのが痛すぎ~)



つづく