にょ~ど~はダイジョーブだ目がさめた。時計に目をやる。2時間半ほど眠っていたようだ。白鳥タイツの上に、これでもかと包帯が巻かれている。腕には点滴の管が挿しこまれている。ひとつ安心したのは、尿道に管が挿しこまれていないことだった。以前、別のシリツをした時、それを抜く際の痛みを憶えていたからだ。あの時はドクターが、「起きたようだね」と言うと、有無を言わさず『ガッ』と管を抜いた。管と一緒に尿道も抜けた。そう思ったくらい痛かった。今回は管がない。尿道も無事だろう。