年金天国と年金地獄 | 鹿児島発 言い散らかし

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鹿児島のことや日頃思っていること、ボロクソいいます(^-^)b

共稼ぎだった夫婦ともども厚生、共済年金を支給されると2ヶ月に一度100万ほどが支払われる。家が有ると 後はもう使い切れない、まあこう恵まれた人は全員ではないですが結構いる・・・


昔、共稼ぎしている夫婦は貧乏人の代名詞だったが年金を受給するようになると共稼ぎ夫婦は人生の成功者だ。


現役時代に亭主が自営業でそこそこ稼ぎ、妻は主婦専業で子育てに専念。こういう夫婦はそのときは華やかだったが60歳を過ぎて、個人経営の自営業など社会の片隅の業種になり、国民年金を年額70数万円(それも65歳にならないと満額もらえない)もらって細々と暮らすことになる。


共稼ぎで会社勤めをしていればよかった!とうめき声を上げたくなる・・・俺の兄弟は、自営業夫婦と、共稼ぎでずっと勤め人をやっていた夫婦との両方がいる。


夫婦合わせて年間の年金受取額が厚生年金と国民年金の受給額があまりにも隔絶して違うので、自営業だった夫婦は「年をとってから、なんでこんなに生活に差がつくんだ!」と嘆いている。


だが人生よいことばかり続かない。ソ連政府が崩壊したとき、ソ連政府が保証した年金はルーブルの暴落で
ほとんど無価値になった。アルゼンチンでは年金を受託していた組織が世界的金融崩壊で破綻した。


少子化日本の年金制度も、もらう人ばかりで払う人がいなくなり、いづれ破綻して支給額がカットされるときが来る。そのときダメージを受けるのは年金長者のほうだ。年金貧乏の人々は貧乏慣れして抵抗力がついている。


海外旅行だ、国内温泉めぐりだ、カルチャー教室だと浮かれて暮らしてきた年金長者の皆様は、年金がカットされたときヒタヒタと迫り来る貧乏暮らしに蒼ざめるであろう。。。