山女(やまめ)とサクラマス | 鹿児島発 言い散らかし

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このところ、「格差社会」・「勝ち組」・「負け組」といった言葉をあちこちで耳にしますが、それに関しまして興味深い話をご紹介させて頂きたいと思います。

『山女(やまめ)とサクラマスは元々同じ魚だそうです。稚魚の時、餌の奪い合いとなり、生存競争に負けた山女の稚魚は清流から追いやられ、川を下って海に行く。海には栄養源となる豊富なプランクトンがいる。それを食べ育った山女はやがてサクラマスとして、産卵のため生まれた清流へ戻る。そこには勝ち残った山女が暮らしている。負け組の山女であるサクラマスの体重は勝ち組の山女の10倍以上になっている・・・』という話です。


「格差」・「勝ち組」「負け組」という言葉が身近な社会で頻繁に使われる昨今ですが、最近では勝ち組企業が負け組に転落するケースも珍しくありません。その一方で、負け組と言われた企業が大化けするケースもたくさん出てきています。これは、企業ばかりではなく、人に対しても多くのケースで当てはまると思います。

上記で申し上げました「サクラマス」、心から愛しく感じます。