氷柱割り | 武頼庵(空手道信愛会会長)のブログ

武頼庵(空手道信愛会会長)のブログ

ブログの説明を入力します。

 こんばんは。
 お元気でお過ごしでしょうか?

 さて、掃除をしていたら写真が出てきました。
 後輩からいただいた馬蹄の形をした写真入れに入れていたものです。ですから、縁をカットしています。
 25年くらい前のものだと思いますが、これを暑中はがきの裏にプリントして、涼んでください、とメッセージを書き送ったものです。

 この写真は初めて氷柱割りをした時のものです。
 初めての挑戦ですが、頭の中で割るときのイメージを描きました。

 まず、一番下にブロックを置きます。
 その上に氷を置き、氷の上に煉瓦を重ねてと繰り返しながら5段まで重ねます。
 一番上の氷の高さは胸くらいまでになります。
 この高さで氷を割ろうとすると前腕が氷の角に当たりケガをする可能性があります。従って、前腕を振り下ろした時に前腕が氷の表面に全体が直角に当たるように、更に垂直に振り下ろせるよう足場を10㎝位ブロックなどで高くします。
 氷の表にタオルをやや厚めに載せます。
 次に、足場に足を載せ、腕を自然にゆっくり、そして軽く氷柱に振り下ろし前腕がきちんと氷柱に当たるかどうか確かめます。また、自分のフォームを客観視し、そのフォームに合わせて足場をずらします。後は本番です。

 ちょっと自慢しますが、私は氷柱割りを誰からも教わっていません。
 初めて、氷柱割りを見たのは芦原会館ビルができた祝賀会で先輩がやったものです。
 その後、合宿でも見ましたが、私はやる機会が与えられませんでした。
 いつか、やってみたいと思っていました。そしてやったのがこの写真の時です。
 仮説を立ててイメージを描きやってみました。
 氷は1段目が割れたら2段目も割れるかというと、必ずしもそうではありません。割れないこともあります。それは夏場であってもです。しかし、氷の性質は知っておく必要があります。気温が低い時より、高い時が割れやすいです。それでも割れない時は腕を振り下ろす方向や身体的イメージの作り方、氷の割れるイメージをどう持つかなどが必要で、それらが統合されることが大切です。
 私はこの時、手刀で割る自信が無かったので、鉄槌にしました。
 結果、見事に割れました!
 なお、写真はシャッターを押した時に4段目まで割れていますが、5段目まで割れました。
 当時の写真なのでご容赦ください。
 その後、演武会で行いましたが、同様にできました。
 
 改めて、この試割りで学んだことを思い出して今後に活かしたいと思っています。
 では、どうぞ!


        武頼庵
■■■■■■■■■■■■■■
ユニバーサル空手道連盟信愛会
■■■■■■■■■■■■■■
0944-74-5278