最近、

「もっと早く教えてくれたらよかったのに〜」

という経験がありました。

2ヶ月前に、行きつけの美容室で整髪剤を購入し、

少量で整い、持続するので、毎日気に入って使っています。

市販のものと比べると価格は高めですが、

効果からすると、むしろ割安感さえ感じています。

それで、先週美容室に行った時に、

「もっと早く教えてくれたらよかったのに〜」

と、担当の美容師さんに伝えると

「このスタイリング剤がいいのは分かってたんですが、

変に勧めると嫌な方もおられるので、勧めるか迷ってたんですよね。」

と。

そこで

「遠慮なく勧めてもらった方が、嬉しいですよ。」

とお伝えしました。

実は、私もこれと同じようなことを以前はしていました。

そう『不要な遠慮』をしていたんです。

この不要な遠慮をなくすと、

嫌がられるどころかお客様に喜んでもらえるようになりました。

ポイントは、相手(お客様)の顔色を気にしすぎないことです。

以前の私は、施術後のお客様の感想を重視しすぎていました。

客観的に患部の状態は良くなり、動きも変化しているにも関わらず、

症状の訴えに変化はなく、表情も暗い感じの場合

心の中で

「この方は、あまり喜んでもらってないので、サービスに満足されていないんだろうな。」

と思っていました。

そして表情だけで勝手に

「もう来ないでおこう。」と思っていると判断していました。

まさに今流行りの忖度です。

そしてそのお客様は、もう来られません。。。

自分の見立てでは、状態は良くなっているにも関わらず、です。

本当は、良くなっているので通ってもらえば

もっと良くなる可能性が高いはずです。

これは、お客さんの要望を実現することにつながります。

でも私がお客さんの顔色を気にしすぎた結果、

お客様は、再び治療院巡りの旅へ出ることになり、

治療院の経営的にも苦しくなります。

そう、みんながアンハッピーです。

そうならない為には、

相手の顔色は気にせず、
「自分ができる最高のサービスを提供・提案する」

これに尽きます。

そもそも、

相手によってサービス内容や提案が変わるのは不親切です。

お客さんの立場からしたら、

「なぜ、私とあの人は違うの?」
「そんなメニューあるの知らなかった。。。」

という不信感を生みます。

サービスの利用や購入の判断は

お客様がすることであって、

こちらが決めることではないんです。

自分ができるのは、ベストな提案をするだけです。

その結果、どう思われようと。

だから、『相手(お客様)の顔色を気にしすぎない。』ことが大切です。

そうすることで

結果的に、お客様の満足度は高くなるはずです。

これは人付き合いも一緒で、

「こんなことを言ったらダメかな?」

というのも同じだと思います。

相手を勝手に忖度せずに、ベストと思う提案をしてみませんか?

いつのまにか『忖度』しまう理由が知りたい方は、メッセージで(^-^)