評価:★★★★☆
【STORY】
友人が手を染めていた麻薬売買の罪を着せられ、ハーバード大学を退学処分になったジャーナリスト志望のマット(イライジャ・ウッド)は、傷心のまま姉の住むロンドンへ。姉の夫の弟であり、フーリガン・ファームのカリスマ的リーダーでもあるピート(チャーリー・ハナム)と出会った彼は、彼に連れられサッカー観戦に行く。(シネマトゥデイ)
【CAST】
イライジャ・ウッド
チャーリー・ハナム
クレア・フォーラニ
マーク・ウォーレン
レオ・グレゴリー
ピーター・ヒアー
etc,,,
ジャーナリスト志望のアメリカ人青年が、イギリスで熱狂的なフーリガンの世界に魅せられていく姿を追った青春ムービー。
暴力的な世界での体験を通して自己を見つめ、もがきながら前進する主人公の心の成長ドラマが見どころ。
フーリガン(hooligan)とは、サッカーの試合会場の内外で暴力的な言動・行動を行う暴徒化した集団のことを指す。
やりあうところはなんだか邦画の『クローズ』とかを彷彿とさせるような感じで、日本には暴徒化するような人がいないから馴染みがないけど、不良映画みたいな。仲間意識が強くなることはまぁ良いことだとは思うけど、暴力はダメ、絶対。
子供たちとサッカーをしてるところでは、プロ顔負けの子供たちのプレーが見られるのですが、本当にうますぎ。笑
てかアメリカ人のことをyankというのですね、知りませんでした。
でもただの暴力映画と侮ることなかれ、結構引き込まれる内容で終始見入ってしまいました。
少佐ってスティーブのことだったのかよ!っていうのも驚いたし、別の人生があることを知ったといって約束を守ろうとしている姿はちょっとぐっと来た。
過激ではあるけどピートが「倒れているやつをこれ以上襲うな」というようなことを言っていた場面があって結構まともな奴ではあって、だからこそ最後が結構ショック。マットたちを守ろうとしたせいで(泣)
過去の因縁がね、トミーはずっと恨んでいたのね。そんなことじゃ何も解決しないのに。ホヴァーの裏切りがなければ!!
ちょっと驚いたのが、シャノンがあっさりスティーブのもとを離れたこと。約束といってもアメリカで一緒に暮らすという選択肢はなかったの?イギリスにいるのが問題とは思わなかったの?ていう。
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