原題:Dying Young/The Choice Of Love(1991年)
評価:★★★☆☆
【STORY】
恋人の浮気現場を目撃し、別れたばかりの傷心のヒラリー(ロバーツ)が得た新しい仕事は、富豪の息子ヴィンセント(スコット)の看護。彼は白血病で、週一回の治療の際の付添いを必要としていた。彼のひどい苦しみ様を見るのが辛く、一度は辞めようとする彼女だったが、病状は安定しだし、やがて二人は愛し合うようになる。別荘での楽しい療養生活を送るが、現在の暮らしを失いたくない彼は、再び起きた発作をひた隠し、そして……。(allcinema ONLINE)
【CAST】
ジュリア・ロバーツ
キャンベル・スコット
ヴィンセント・ドノフリオ
コリーン・デューハースト
デヴィッド・セルビー
エレン・バースティン
etc,,,
マーティ・ラインバックの同名小説の映画化。
全体としては暗く淡々と進んでいくストーリー、闘病生活をする者とそれを支える者ということで、観終わった後はなんだかしんみりしてしまう。
この映画ではジュリアの魅力的なはじけるような笑顔はあまり見られずだけど、赤毛がやっぱり素敵だし綺麗。キャンベル・スコットは今の方が白髪会似合うダンディおじさんでかっこよくて好き。笑
治ったわけじゃなくて、病状がまた悪化しても黙ってたヴィンセント、それを知ったヒラリーが怒るところは涙が出た。「わかるわけないじゃない、看護師じゃないんだから!」って泣けるわぁ。
ラストはまぁ良い終わりなのかなって思う。
劇中でも言ってたけどこの先何が起こるかなんてわからないんだし、もしかしたら治ってずっとそばにいられるかもしれないし、もしそのときが来たとしてもそばにいるし。
ヴィンセントが「希望を持つことが怖いんだ」って言ってる場面もあったけど、どれだけ辛いのかは計り知れないけど、闘い続けてほしいね。
グスタフ・クリムトの絵画は有名なので私も知ってるけど、アダムとイブの作品で幕引きとはオシャレやな。