評価：★★★★☆
誰もが知っているアメコミのヒーローを巨費を投じて復活させた超娯楽作。素朴な田舎を背景に少年時代のスーパーマンを描いた、郷愁に満ちた序盤からデイリー・プラネットの記者として活躍する本編に入っても、暖かみを伴った面白さは一瞬たりとも揺らぐ事は無く、悪の天才レックス・ルーサーの陰謀を食い止めるクライマックスまで一気に見せきる。（allcinema ONLINE）
【CAST】
クリストファー・リーヴ
マーゴット・キダー
マーロン・ブランド
ジーン・ハックマン
テレンス・スタンプ
ジャッキー・クーパー
etc,,,
ジョー・シャスターとジェリー・シーゲルによるアメリカン・コミック作品『スーパーマン』を原作とする1978年のアメリカの映画作品。
第51回アカデミー賞で特別業績賞(視覚効果)を受賞。
今でもリメイクされたりと人気のすごさがうかがえるスーパーマン。この映画がスーパーマンの初登場なのかと思ってたけど、初めてのスーパーマンの長編映画は1951年の『スーパーマンと地底人間』であるとのことで、本当に歴史があるんだなぁ。
この映画を観るのは初めまして。
スーパーマンのテーマ曲もオープニングの始まりもとってもかっこよくて、始まりから気分を高めてくれるね。
主演スーパーマンを務めたクリストファー・リーヴは1995年に落馬事故により首から下が付随となり、2004年に心不全のため52歳という若さでこの世を去りました。
普段は冴えないなよっとした男性なのに、いざというときはスーツを脱いでスーパーマンとかかっこよすぎ。表情も変わるし背筋もぴんっとなるし、素敵でした。
スーパーマンにも弱点があって鉛があると透視できないのね。
ヒーローにも必ず弱点があるっていうのも良い部分なのかもね。
空を飛ぶだけじゃなくて鋼の肉体を持ってて怪力で、でも高速回転で地面に穴をあけるとはなかなか斬新だったわ。
しかも断層を下から直しにかかってね、いくら鋼の肉体とはいえ彼溶けちゃわないのかしらね？
ヒーローにも救えないものはあって、力の限界を感じてるスーパーマン可哀相…って思ったけどラストの展開には驚き。え、時間まで戻せちゃうの？っていう。ハッピーエンドは好きだけど、いきすぎ感は否めなかったかな。
でも思ってた以上に楽しかったから満足！！
