カリフォルニア・ダウン | Let's watch a movie, shall we?

Let's watch a movie, shall we?

外国映画専門
映画は娯楽のみにあらず

感じることは人それぞれ、それって素晴らしい

2009.02.16~ Blog開始

原題:San Andreas(2015年)

評価:★★★☆☆

【STORY】
巨大地震が発生し、猛烈な揺れに襲われたカリフォルニア。超高層ビル群やゴールデンゲートブリッジが次々と倒壊し、ロサンゼルスなどの大都市が相次いで壊滅。救難活動に奔走するレスキュー隊のパイロット、レイ(ドウェイン・ジョンソン)はサンフランシスコに残された娘ブレイク(アレクサンドラ・ダダリオ)の救出に向かうが……。(シネマトゥデイ)

【CAST】
ドウェイン・ジョンソン
カーラ・グギーノ
アレクサンドラ・ダダリオ
ヨアン・グリフィズ
アーチー・パンジャビ
ポール・ジアマッティ

etc,,,

ザ・ロックことドウェイン・ジョンソンを主演に迎え、カリフォルニアを襲う巨大地震の脅威を描くパニックアクション。

原題のSan Andreasはカリフォルニア州のほぼ全域を南北に縦走するサンアドレアス断層のこと。

 


学校で授業中に観たこの作品。今現在ロサンゼルスにいて舞台がロサンゼルスやサンフランシスコで、知ってる風景がいっぱいでなんかすごい親近感みたいなものを感じました。なので有名な場所がどんどん崩れていく姿は衝撃的。

地震大国である我が国日本。日本人から見てこの映画はあまりにも行き過ぎてる感がやばくてクラスにいる日本人同士で「いやいや、too muchでしょ!」とか「unrealistic!!」と言いながら観ておりました。

建物がもろすぎるのと崩れからの不自然さは突っ込まずにはいられない。そして元妻を優先して助けに行くロックは完全に職権乱用してるよね、とみんなでブーイングでした。笑

今でこそこういうのを普通に観れるけど、東日本を襲った地震直後はそういう映像を見るだけでも記憶がよみがえって悲しかった覚えがあります。時の流れが癒してくれてるんだなって思う反面、忘れたらだめだよなって改めて思わせてくれたそんな作品。
 


でもやっぱり津波のシーンとかを観ると悲しくなるね。津波が来てるっていうのにそれに向かっていく様はちょっとね。落ちてくるコンテナも見事に避けて、いろいろ無理があるね。

そのときどう感じたのかと先生に聞かれて「helpless」と答えました。ただ見ていることしかできない自然の驚異、あの時テレビで見た映像は一生忘れない。

やりすぎ感はあるけど迫力は満点でした。だからパニック映画としては普通にいいかな。でもこういう災害で不思議なのが必ず盗みをする人がいるってこと。家電店からテレビ盗んでる場面とか盗んでどうするねんっていうね。海外は暴動起きがちだし。

去年も熊本で大きな地震があったばかりだし、こういう映画に抵抗がある人には厳しいかもしれない。だって東日本大震災以降こういう映画には“地震や津波の場面が含まれるます”ってテロップが必ず入るもんね。

友達が「He(Rock) never die.」って言ったのはウケた。
主要人物ですからね死なないようにいろんな奇跡が起こります。笑