原題:Odd Thomas(2013年)
評価:★★★★★
【STORY】
オッド・トーマスはダイナーに勤務する20歳のコックである一方、実は霊能力の持ち主。女の子の霊に導かれて殺人犯を捜し出すなど、死者が見えると放ってはおけない。そんなある日、ダイナーでボダッハという気持ち悪い悪霊を大量に見つける。ボダッハは流血の惨劇が近づいていることをときに現れる悪霊。オッドは町の危機を救うことができるのか……。(シネマトゥデイ)
【CAST】
アディソン・ティムリン
ググ・ンバータ=ロー
ニコ・トルトレッラ
パットン・オズワルト
ウィレム・デフォー
etc,,,
こういう映画結構好きなのでだいぶ楽しかった。笑
原作はベストセラー作家、ディーン・クーンツの小説「オッド・トーマスの霊感」
監督が『G・Iジョー』『ハムナプトラシリーズ』監督で、視覚効果は『アバター』のVFX製作チームが担当ということだけあって、映像は結構好み。
主人公の名前であるオッド(Odd)には英語で、「変な、奇妙な、風変わりな」といった意味があるそうな。
死者は姿を現わすことが出来ても話すことが出来ないという設定が良かった!危害を加えることも出来なくて、ポルターガイストでの攻撃は例外というのも良かった!
死体とかゴキブリとか観ててうげってなる描写もあるけどオッドが死体を運んでるところはあまりにも雑すぎてちょっと笑ってしまいました。笑
ボダッハが見えていないように取り繕ってるところは終始ハラハラ。
そしていろんなところに付箋がちりばめられていてすごい。無駄な描写がないしテンポも良いし。
オッドとストーミーが小さい頃に遊園地で引いた占いの「二人は生涯を共にする」というのを信じてずっと一緒にいるのがとても素敵でピュアで。
だからそんな二人の最後の展開があまりにも切なすぎて悲しすぎて、こりゃ泣いちゃう。
期待しないで観たからか、思っていた以上に楽しかった!!
これは掘り出し物感があっておすすめですね。