原題:The Prestige(2006年)
評価:★★★★★
【STORY】
若く野心に満ちたロバート(ヒュー・ジャックマン)とアルフレッド(クリスチャン・ベイル)は、マジシャン(マイケル・ケイン)の助手をしていた。ある晩、舞台の事故でロバートの妻が亡くなったことが原因で二人は敵対するようになる。その後、彼らは一流のマジシャンとして名声を得るが、その争いは次第に激しさを増す。(シネマトゥデイ)【CAST】
ヒュー・ジャックマン
クリスチャン・ベイル
マイケル・ケイン
スカーレット・ヨハンソン
パイパー・ペラーボ
レベッカ・ホール
etc,,,
マジックは“確認(プレッジ)”、“展開(ターン)”、“偉業(プレステージ)”の3つのことから成り立っている。
なかなか見応えのある映画でした!!
時間軸がバラバラで集中力がいるし、何度も観るとより深みが出るようなタイプの映画。
つい最近、イギリスで行われたチャリティーイベントでアントニー・ブリトンというマジシャンが180センチ掘った地底の穴からの脱出に挑戦して失敗し、あわや死亡するところだったいうニュースを見たばかり。
この映画でも、ヒュー・ジャックマン演じるアンジャーの奥様が水槽からの脱出に失敗して亡くなるというのがあって、危険がすぐ隣り合わせで秘密も多くて、マジシャンって一体・・・と思いました。
鳥かごに入った鳥を消すマジック、それを見ていた子供が「鳥を殺した」と泣く場面があって、子供は純粋だな~目くらましなのに。とか思ったのにあれマジ?本当に命を犠牲にしてて驚き。昔はそうだったってことなのかなんなのか、結構衝撃でした。
「奇行は手を汚すもの」
という台詞があったけどそういうところも?って感じで。
「彼らはマジシャン、ショーマンだ。単純な真実を派手に飾り立てて人々を驚かす。」
という台詞もあり、確かにそうなんだけどこの映画でのアンジャーはその域を超えていたというか・・・科学?っていう。
誰も消える人など気にしない、というのもそうなんだけど!騙して驚いて楽しんでもらってあの観客の笑顔を見て得られるものがあると!そうなんだけど、でもでも!って感じで。
最後の最後まですごい。
言葉に表現できないけどとにかくすごかった!
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